ラベル ブルース・リー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ブルース・リー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年12月4日水曜日

「純金映画ブログ」『燃えよドラゴン』(1973年)「壮絶な死闘&妙なツッコミどころ」

ブルース・リーが撮影完了後に死亡した伝説のカンフー作。名シーンだけではなく、妙な演出も。見所を紹介。


(YouTube)予告編

1.伝説

『燃えよドラゴン』(1973年)「壮絶な死闘&妙なツッコミどころ」

撮影完了後に死亡したブルース・リー。若い頃からケンカばかりの人生。長く生きられなかったのも仕方がない。父親は有名な俳優。子役として人気があったリーは調子に乗ったのだろう。ケンカざんまいの日々。このままではいつかチンピラに殺されると考えた父はリーをアメリカに送り出す。リーはそこで一からやり直し。元々アメリカ生まれのため、水に合ったようだ。武術の研究と演技にのめり込む。TVシリーズ『グリーン・ホーネット』に出演。しかし、アメリカでは主役になれない。香港に凱旋帰国。カンフー作三本が地元で大ヒット。そして待望のアメリカ資本の映画で主演のオファー。『燃えよドラゴン』。役どころは「少林寺の高弟リー」。妹を殺した敵を倒すため、悪党の島に乗り込む話。


2.悪役

『燃えよドラゴン』(1973年)「壮絶な死闘&妙なツッコミどころ」

島を購入し、そこで悪事を働くハン(シー・キエン)。元・少林寺の僧だが、カンフーを悪用している。片手が義手(なぜ手を無くしたのかは本編で語られることはなかった)。ボディガードはオハラ(ボブ・ウォール)とボロ(ヤン・スエ)。三人とも非情な殺人者。


3.女

『燃えよドラゴン』(1973年)「壮絶な死闘&妙なツッコミどころ」

この映画をミステリアスな雰囲気にしているのは女キャラ。情報局工作員のメイ・リン(ベティ・チュン)はリーにハンに関する情報を提供する役どころ。ハンの部下タニア(アーナ・カプリ)は島にやってきたゲストをもてなしたり、監視したりする役目。ハンは女たちをヘロイン中毒にして金持ち連中に売るビジネス。クスリで頭がイカレたペイント顔の女たち(中国人女優を起用できなかったため「夜の女」が雇われたという)は目の前で人が殺されてもゲラゲラ笑い続ける。リーの妹スー・リン(アンジェラ・マオ)は強いが大勢の男たちには敵わない。


4.珍演出

『燃えよドラゴン』(1973年)「壮絶な死闘&妙なツッコミどころ」

ブルース・リーの映画にはツッコミどころがあることで有名。リーが命懸けで撮影した『燃えよドラゴン』にもそんなシーンが。ハンが「行き場のない酔っぱらいども」を地下に監禁している、という設定。一体、ハンは何のために彼らを閉じこめておいたのだろう? 結局、彼らは逃げ出し、ハンは追い詰められてしまうのだ。ハンの女ビジネス(女をヘロイン漬けにして売り飛ばす商売)。「薬物でおかしくなった女」を金持ちが買うだろうか? 買った奴は中毒患者にすぎない女の扱いにさぞ困ることだろう。ラスト近くの乱闘シーンにも問題。ハンの手下と監禁されていた連中が入り乱れて決闘。その中に「寝そべっている奴」が。そのちょっと前、リーがハンの手下を連続キックするシーンでは後ろの奴が大笑い(いるんだよな、こういうエキストラ。マジメにやれ)。


5.トリビア

『燃えよドラゴン』(1973年)「壮絶な死闘&妙なツッコミどころ」

あまりにもエピソードが多い映画。少し紹介。元々のタイトルは『BLOOD AND STEEL(血と鋼)』。しかし、ブルース・リーの芸名「李小龍」を使って『Enter the Dragon』に変更。高僧を演じたロイ・チャオ。意外なことにヘリの操縦ができる。ヘリから撮った島は「ハンの島」として本編に挿入された(島とハンが住む建物は別の場所にある。編集の巧みさで同じ島の中にあるように見えるのがスゴイ)。また、高僧とリーが哲学を語るシーンは劇場公開時にはカットされた。「説教くさいシーン」と当時のスタッフは判断したらしい。香港の港と船が印象的なシーンがあるが、スタッフが用意した船が積み荷ごと盗まれるハプニング。ハンの手下役で300人のエキストラ(カンフー道場の生徒たち)。彼らがカンフーの練習をする場所となったのはテニスコート。着色して野外道場に仕立て上げた。ハンが格闘大会参加者をもてなす宴会のシーンは三日かけて撮影。しかしその間、料理が傷んでニオってしまったそうだ。

-------------

Amazonショッピングサイトのリンクです。

燃えよドラゴン (4K ULTRA HD & ブルーレイセット) 

-----------------------

ブルースリー 50周年記念限定フィギュア

2024年6月2日日曜日

「純金映画ブログ」『ブルース・リー 死亡の塔』「女性キャラ紹介」

ブルース・リーが少しだけ登場した名作(1980年)。存在感のある女性キャラ(夜の女、ほか)を紹介します。

1.主役

『ブルース・リー 死亡の塔』「女性キャラ紹介」「金洋ロードショー:名作映画ブログ」

香港の格闘家ビリー・ロー(ブルース・リー)。有名になったせいか、挑戦されることが多くなってきた。謎の韓国人(カサノバ・ウォン)を蹴り合いの末、KO。


2.お茶女(二人)

『ブルース・リー 死亡の塔』「女性キャラ紹介」「金洋ロードショー:名作映画ブログ」

ビリーの友人であり格闘家のチンクー(ウォン・チェンリー)は日本人。コチラも謎の連中に狙われて挑戦されることが多くなってきている。まさに決闘、というタイミングでチンクーの使用人がお茶を運んでくる。いかなる時でも「決められた時間にお茶を飲む」のがチンクーの日常。


3.母と姉

『ブルース・リー 死亡の塔』「女性キャラ紹介」「金洋ロードショー:名作映画ブログ」

かつてはどうしようもない悪ガキだったビリー。姉と暮らすようになってからマトモになったという。


4.バニーガール

『ブルース・リー 死亡の塔』「女性キャラ紹介」「金洋ロードショー:名作映画ブログ」

チンクーが急死。日本での葬儀に出席するためビリー来日。その前に銀座のナイトクラブで働くチンクーの娘に会おうとする。来店したビリーをバニーガールが案内。


5.チンクーの娘

『ブルース・リー 死亡の塔』「女性キャラ紹介」「金洋ロードショー:名作映画ブログ」

ナイトクラブの歌手メイ(奥村チヨ『気ままぐらしの女』を歌う)。「娘」といってもチンクーとは血縁がないらしい。チンクーとは疎遠だったが、突然訪ねてきたチンクーからフィルムを預かっている。また、メイは謎の二人組に監視されており、ビリーはメイと会っているところを暴漢に襲撃される。


6.夜の女

『ブルース・リー 死亡の塔』「女性キャラ紹介」「金洋ロードショー:名作映画ブログ」

何とビリーがあっけなく死亡。弟ボビー(タン・ロン)がその謎を探るため来日。広大な屋敷に住む西洋人ルイスのもてなしを受ける。その夜、厚化粧のエンジェル(ルイスの女。演:ミランダ・オースチン)がボビーを油断させて毒針で始末しようとする。


(解説)珍シーン、珍キャラ、謎の演出が楽しい傑作。ブルース・リーのマジメなファンを激怒させた珍作でもあります。しかしながら、これはよくできた映画。映画の数は星の数より多い。普通の作品では最早誰も喜ばない。ツッコミどころ満載の『死亡の塔』は何回観ても楽しめる内容になっています。格闘シーンがメインですが、女性キャストにも注目です。

---------------

Amazon公式サイト

 死亡の塔〈日本語吹替収録版〉 [DVD] 

2020年12月17日木曜日

「純金映画ブログ」『阿呆遊戯 ブルース・リーを探せ!』「リーになりたいヘンな奴ら」

未完成の『死亡遊戯』を完成させるための代役オーディション開催。「ちっともリーに似てない連中」がなぜか集合。

1.ストーリー

ある映画会社が未完成の『死亡遊戯』を代役を使って完成させようとする。

2.内容

①珍作

「映画製作の舞台裏」を描いた映画。タイトルが『阿呆遊戯』。ふざけたタイトル。「内容もふざけとるんとちゃうか?」と思った方。いい意味で裏切られます。ある映画会社の(マヌケな)スタッフが『死亡遊戯』を完成させるため、ブルース・リーの代役をオーディションで選ぼうとする。オーディションに集まったのはどいつもこいつもリーに似てない奴ばっかり。

②オーディションの(ヘナチョコな)参加者たち

ブリーズ・ルー:カンフースター。代表作は『燃えよヘビ』。「ブルース・リーの映画は観たことがない」などとホザく自信過剰な奴。

コール・キム:役に恵まれない役者。「金八先生」と「腐ったミカン」を足したような顔。女マネージャーが彼を売り込もうとサポート。

ラージャ:医者。インド人? 役者になるのが夢なんだとか。

テリック・タイラー:中国人と白人のハーフ。「人種差別を嫌悪している」とのこと。どう頑張っても「リーの代役」にはなれない顔立ち。

トロイ・プーン:アジア系の役者。キメぜりふがある。

長州力みたいな奴(顔と体格が全然リーっぽくない)

サングラスでリーっぽい雰囲気を出してる奴(カッコつけ男)

オーディションに遅れてくる奴(遅れんなよ、タコ)

③オーディションの内容

・一次選考(セリフ読み)

・二次選考(カンフーの実技)

・三次選考(カメラテスト:トラックスーツ着用)

(YouTube)「予告編」

3.感想

ドキュメンタリータッチのコメディ映画。最初観たときは「バカバカしい」と思ったんですが、改めて観ると、「映画に関する裏話的なシーン」が面白かったです。『死亡遊戯』のオーディション。オーディションに集まったのはどう見てもリーの代わりが務まるようなタイプではない者ばかり。それなのに応募者は(なぜか)自信たっぷり。こんな連中の中から一体誰を選べというのか? 結局、本物の『死亡遊戯』も代役なのをゴマかすためにサングラスで顔を隠したり、アクションは代役の代役がやったぐらいなのだから、「サングラスをかけた顔がリーに似ている奴」を選べばよかったのでは? オーディションをやってるスタッフも超マヌケたち。センス無しの奴に選考する立場なんか務まるワケがない(実際、選ばれた候補者を見て、映画会社の偉い人がキレてしまう)。ツッコミどころがいっぱいの映画。オーディションに集まった連中のヘナチョコさ、レトロな雰囲気の映像、映画の撮影現場の舞台裏、オーディション参加者たちの「その後」に注目。笑いながらツッコミながら見ると楽しめる作品です。

--------------------------------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

2020年9月26日土曜日

「純金映画ブログ」チャン(ノラ・ミャオ)の視点で『ドラゴンへの道』紹介

ローマでブルース・リーがギャングと戦うアクション映画(1972年公開)。美しいノラ演じる「チャン」を中心に作品を紹介します。

(あらすじ)

カンフーの達人がローマでギャングに脅される中華レストランを守ろうとする。

チェン(ノラ・ミャオ)の視点で『ドラゴンへの道』紹介「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」
タンロンにあきれた表情

(YouTube)「予告編」

1.ノラ・ミャオ

美人女優。1970年に「ゴールデン・ハーベスト社」の新人オーディションに合格。主演作もある。ブルース・リーとは家族同士で付き合いがあったという。しかし、リーはアメリカで暮らしていたため、彼女がリーに会ったのはアメリカから帰ってきてから。『ドラゴン危機一発』(1971年)、『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972年)でリーと共演。そしてこの『ドラゴンへの道』。

2.女経営者

ローマでレストランを経営するチャン(ノラ・ミャオ)。父が死んで相続した店を叔父と一緒に切り盛り。しかし、ギャングが毎日嫌がらせしに来て、「店を売れ」と脅迫。今では客も来なくなって、スッカリ参っている。事態を打開するため、香港から弁護士を呼ぶことに。残念なことに弁護士は来ない。代わりに来たのがタンロン(ブルース・リー)。ローマ空港でタンロンと初対面。中国服でいかにも「田舎者」といった感じのタンロンを見て、「何、その格好」て感じのチャン(オシャレな彼女とタンロンは対照的)。悩みを抱えているためイライラしているチャンはタンロンが気分を変えようとクルマの話をしても冷たい態度(怖い)。銀行に行ったら、タンロンが支配人を異常に警戒。「愛想が悪い」とタンロンを叱るチャン。そしたら街の女がタンロンに寄ってきて、「愛想良くしなければならない」というのを素直に解釈したタンロンはそのまま女の部屋へ。バカなタンロンにチャンは完全にあきれてしまう。ギャングが店に脅しにやってきた。丁度その時、トイレに行っていたタンロン(空港でスープを大量に飲んだから?)。エエとこを見せることができず、レストラン従業員(チャンを含む)からバカにされる。その夜、再びチンピラが。チャンス到来。連中をぶっ飛ばしたタンロン。従業員たちは彼を絶賛。チャンもコロッと態度を変え、タンロンに朝食を用意したり、遺跡を案内したり。しかし、脅迫状が。タンロンが危ない。心配し、香港に帰ってほしいと伝えるチャンだが、それはホンネではない。狙撃手に狙われたタンロン。その隙にチャンがギャングの事務所にさらわれた。助けに来たタンロン&レストラン従業員。乱闘。それでもレストラン買収を諦めないしつこいギャングのボス。後日、三人の格闘家を呼んでタンロンを始末しようとする。チャンの店はどうなる?

--------------------------------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

「純金映画ブログ」ボビー・ロー(タンロン)の視点で『死亡の塔』紹介

ブルース・リーがほんの少し登場するアクション映画(1981年公開)。リーの弟役を演じるタンロンを中心に作品を紹介します。

(あらすじ)

格闘家が日本で相次いで死亡し、その弟がその謎を探ろうとする。

ボビー・ロー(タンロン)の視点で『死亡の塔』紹介「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」
「死亡の塔」での戦い

(YouTube)「予告編」

1.タンロン(本名:金泰靖)

劇場公開当時、非常に評判がよろしくなかった映画。「ブルース・リー主演」「リーの未公開映像」に釣られてしまったファンが激怒したとか(今でも許せない?)。しかしながら、「リーの代役」を務めたタンロンが見事な蹴り技を見せ、アクション作としてはなかなか面白い内容になりました。「ボビー・ロー」を演じたタンロン。本当は韓国人で、本名は金泰靖(キム・テジョン)。中国語ができないため、撮影現場では身振り手振りで演技指導されたという。なかなかの変わり者で自身を「ブルース・リーの後継者」と錯覚。リーに取り憑かれたような態度。その前の『死亡遊戯』でもリーの代役を務めた。


2.弟

格闘家の「ボビー・ロー」。兄貴のビリー・ロー(ブルース・リー)も格闘家。ビリーは世界最強で、自著も出版。師匠(ロイ・チャオ)は達人。しかし、修行ばかりじゃつまらない。女と遊びたい年頃のボビー。最近はカンフーの稽古もサボりがち。そんな状況でビリーが日本で転落死。その謎を探るため、日本へ。ビリーの友人チンクー(ウォン・チュンリー)が残したフィルムを鑑賞。それには「死の宮殿」と呼ばれる屋敷とその住人ルイス(ロイ・ホラン)が映っている。ルイスはチンクーからカンフーを習い、それで人を殺すのが趣味、というアブない奴だそうだ。早速、「死の宮殿」を訪ねるボビー。意外なことにルイスは気さくな男で、ボビーをもてなし。しかし、ルイスの側近の片腕の男(ト・ワイウォ)はイチイチ「ワケあり」な表情を見せ、何かを企んでいる様子。その夜、「死の宮殿」を捜索しようとしたボビーだが、ヘンな仮面の男に妨害されてしまった。コイツは一体何者なのか? 朝食。朝から鹿の生肉を食べ、鯉の血を飲むルイス。「一緒に食べよう」と誘われたが、ボビーは丁重に断る。その夜、エンジェル(ミランダ・オースティン)という美しい厚化粧の女がボビーの寝室に。スッカリ感動したボビー。女を抱き寄せるが、イヤな予感。女がボビーを攻撃。さらにライオンまで襲ってきた。被害はルイスにも及ぶ。何かと怪しいあの片腕の男を問い詰めるボビー。カンフーに自信がある片腕男は「地獄に落ちろ、負けんぞ」などと強気の態度。しかし、胸をドカドカ蹴られて敗北。やらかしたボビー。片腕男が死んだため、なぜルイスが殺されたのかがわからなくなってしまった。近くにあるという「死亡の塔」を捜すボビー。怪しい奴らをしばき倒して、怪しい入り口発見。エレベーターで地下へ。そこには何が?

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

死亡の塔 エクストリーム・エディション [Blu-ray]

死亡の塔〈日本語吹替収録版〉 [DVD]

「純金映画ブログ」ミスター・ハン(シー・キエン)の視点で『燃えよドラゴン』紹介

ブルース・リーが謎の男の島で戦うアクション映画(1973年公開)。キエン演じるミステリアスな「ハン」を中心に作品を紹介します。

(あらすじ)

ミスター・ハン(シー・キエン)が所有する島で格闘技大会を開催する。

ミスター・ハン(シー・キエン)の視点で『燃えよドラゴン』紹介「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

(YouTube)「予告編」

1.シー・キエン

「ハリウッドスター」になりたかったブルース・リー。香港で大スターになったリーが念願のアメリカ資本映画に出演。「ワーナーブラザース」出資の『燃えよドラゴン』。当初の脚本では「ローパー」役のジョン・サクソンが主役だったが、リーには「脚本を書き換える権利」があったとか。主役になったリー。最後はシー・キエン演じる「ミスター・ハン」と死闘。キエンは大ベテラン俳優。喜劇役者だったリーの父とも知り合いで、リーはキエンのことを「叔父貴」と呼んでいたらしい。実際にカンフーを身につけており、アクションシーンでその実力を披露。独特の表情が役者としての最大の武器。『Mr.Boo!ミスター・ブー』では「笑いながら残酷なことをする強盗」を演じた。


2.元・少林寺

「ミスター・ハン」とかいう謎の悪党。少林寺で武術を学んだが「悪の道」に。戦後、どこの国に帰属するのか不明だった島を購入。以来、そこで独裁者のような暮らし。ハッキリした証拠は無いが、薬物がらみの悪事を働いているという。国際情報局の依頼でハンの島で行われる格闘技大会に出演することになった少林寺の高弟リー(ブルース・リー)。リーの妹はハンのボディガードであるオハラ(ロバート・ウォール)に追い詰められて死んだ過去。リーとしては「少林寺の名誉」「家族」を傷つけたハン一味は絶対に許せないところ。ボロ船に乗ってハンの島に到着したリーたち。ハンの手下ボロ(ヤン・スエ)が出迎え。凄まじい緊迫感を出すボロ。島に銃を持ち込ませないようにするためか? 格闘大会の出席者(ヘンなオッチャン二人組もいる。何者?)をヘンな宴会でもてなすハン。笑顔であいさつ。リンゴを投げ、女が投げ矢をヒットさせる(スゴイ)。試合観戦するハン。「ウィリアムス vs. パーキンス」「ローパー vs. 中国人」。ウィリアムスは独特、パーキンスは弱すぎて話にならん、ローパーはイケる、と思ったに違いない。ハンの地下工場に侵入者が。「警備を怠った者」をボロに始末させるハン。女からの報告でウィリアムスを疑うが、「リーの仕業」と気付いていない。「リー vs. オハラ」を観戦。リーの強さに感心。「さすが自分と同じ少林寺」と思っている様子。試合後、狂乱する女たちの前でウィリアムスを制裁。ローパーが気に入ったハン。展示品(手の骨)を見せたり、ネコを使ってローパーの非情さを試す。「堕落への投資」と称して薬物ビジネスを展開するハン。なぜか地下牢で「酔っぱらいども」を監禁。ウィリアムスの無惨な姿もローパーに見せる。全てを見せたのは誤解がないようにするため。実は「格闘大会」は「ワル仲間のスカウト」が目的。地下工場で暴れたリーを閉じこめて捕らえたハン。翌朝、「朝の特訓」と称してハンはローパーにリーを始末するよう命じ、仲間に入るかどうかを迫ったが、ローパーはこれを拒否(カッコいい)。ボロがローパーにやられて激怒するハン。ザコどもにリー&ローパーを襲わせるが役に立たない(何のために朝稽古してきたのか?)。とりあえず逃げることにしたが、リーが追ってきた。「鏡の部屋」に誘い込んでリーを始末しよう。結果は?

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

 (初回限定生産)燃えよドラゴン (4K ULTRA HD & ブルーレイセット)(2枚組/ペーパープレミアム付)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

燃えよドラゴン [Blu-ray]

燃えよドラゴン ディレクターズ・カット スペシャル・エディション [DVD]

2020年9月25日金曜日

「純金映画ブログ」ローパー(ジョン・サクソン)の視点で『燃えよドラゴン』紹介

格闘家たち(ブルース・リーほか)が謎の男の島で戦うアクション映画(1973年公開)。サクソン演じる「ローパー」を中心に作品を紹介します。


(あらすじ)

「謎の男」ミスター・ハン(シー・キエン)の島で格闘技大会が行われることに・・・。

『燃えよドラゴン』(俳優紹介:ジョン・サクソン)「金洋ロードショー:映画ブログ」

(YouTube)「予告編」

1.ジョン・サクソン

ブルース・リーがまさに「命懸け」で出演した映画。少林寺の高弟リー(ブルース・リー)が国際情報局の依頼で悪党ハンの島に乗り込む話。リーの圧倒的な強さ、内容は皆さんご存じ。「ローパー」を演じたサクソン(元々の脚本ではローパーが主役だった。体を鍛えて撮影に臨んだサクソンだが、格闘のキツさに「格闘映画はもうたくさんだ」と思ったとか)。この作品が代表作。しかし、この映画に関する質問ばかりされてさすがにウンザリだったとか。エディ・マーフィ『ビバリーヒルズ・コップ3』ではニセ札造りの悪役を演じた。

2.実業家

サクソン演じる「ローパー」はアメリカの実業家。しかし、バクチにハマってかなりの借金。黒人の女性秘書に見守られながらゴルフを楽しんでいるところに借金取りが(いかにも「70年代男」といった感じのヒゲの借金取り)。ローパーを痛めつけようとする。しかし、ローパーは強い。連続蹴りでヒゲ男らをぶっ倒す。ヤバイことになったローパー。銀行に残ったカネもわずか。そのカネを秘書にくれてやって香港へ。目指すは謎の男「ハン」が主催する格闘大会が開催される島。ボロい船に乗ってハンの島に行くローパー。旧友のウィリアムス(ジム・ケリー)と再会。ベトナム時代からの知り合いの二人。ウィリアムスもハンの格闘大会の参加者。船に乗り込む格闘家たち。その中にはローパーが知らない男(ブルース・リー)も。島に着いたら美女タニア(アーナ・カプリ)が出迎え。彼女は格闘家たちを「おもてなし」する役割。一目でタニアが気に入ったローパー(その後、関係を持つ)。宴会が催され、妙な演芸、力士、珍味な料理に戸惑うローパー&ウィリアムス。ミスター・ハン(シー・キエン)登場。自信タップリの表情で挨拶。横には美女たち。いよいよ試合。ローパーの相手は中国人(トニー・リュー)。「ドカッ」とやられるローパー。劣勢。しかし、隙を突いて逆転。タニアに夢中のローパーはハンの島が気に入った様子。ハンもローパーが気に入ったようで秘密工場を案内。「堕落への投資」と称して悪魔的なビジネスを展開するハン。ローパーを仲間に引き入れようとする。しかし、ウィリアムスの無惨な姿を見て、ホンネを語る。ローパーは借金を重ねるなど「だらしない男」ではあるが、「非情なワル」ではない。島で調査活動をしたリーが拘束された。ハンはローパーにリーを始末するよう命じるが、これを拒否。ローパーはハンの用心棒であるボロ(ヤン・スエ)と対戦。筋肉ムキムキのボロだが、意外な弱さを見せる。激怒したハンがローパー&リーを始末しようとして大混乱。リーがハンを追い込み、ローパーは広場でザコどもと対決。その結果は? 

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

 (初回限定生産)燃えよドラゴン (4K ULTRA HD & ブルーレイセット)(2枚組/ペーパープレミアム付)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

燃えよドラゴン [Blu-ray]

燃えよドラゴン ディレクターズ・カット スペシャル・エディション [DVD]

2020年9月18日金曜日

「純金映画ブログ」ブルース・リー『死亡の塔』「キャラ紹介②:チョイ役」

ブルース・リーがちょこっと登場する映画。珍シーンも多い名作。韓国人武道家、怪しげな二人組といったチョイ役キャラを紹介。

(あらすじ)

香港の格闘家が日本で急死し、その謎を解くために弟が日本に乗り込む。

①挑戦者

日本人格闘家チンクー(ウォン・チュンリー)に挑戦する西洋人。カラテを使うが、チンクー必殺の二段蹴りを食って敗退。

②韓国人武道家(カサノヴァ・ウォン)

香港の格闘家ビリー・ロー(ブルース・リー)に挑戦する格闘家。何者なのかは不明だが、「挑戦に応じなければ家族に危害を加える」などと卑劣な脅迫をする。温室でビリーと一騎打ち。キックを決めるシーンもあったが、最後は強烈な蹴りを連続して食らってKO負け。

③お茶女

西洋人チャレンジャーの挑戦を受けるチンクー。これから決闘だというのにチンクーにお茶を運んでくる女(必ず決まった時間に茶を持ってくるルールになっているらしい)。湯気が立ってるアツアツの茶を飲みながらチンクーが挑戦者を軽く撃退。

④カンフーの師匠(ロイ・チャオ。なんかカワイイ名前)

ビリーの師匠。弟子たち(ユン・ピョウほか)に稽古を付けたり、ビリーと昔話をしたり。師匠の話によるとビリーの弟ボビーは最近修行を怠けがちらしい。

⑤オヤジ

友人チンクーの急死に涙を流すビリー。しかし、オヤジは日本での葬儀には出席しないと言う。「旅するにはもう疲れた」とのこと。

⑥メイ

銀座のクラブで働いているチンクーの娘。血がつながっていない娘らしく、父親の死にはあまり興味がなさそう。チンクーから預かったフィルムをビリーに渡す。

⑦怪しげな二人組

銀座のクラブでメイを監視する男たち。結局、何者だったのか最後までわからなかった。

⑧襲撃者

メイの楽屋を訪ねたビリーを襲撃する男たち。しかし、ビリーに倒されまくる。襲撃者の役で『ドランクモンキー 酔拳』の「出っ歯店員」、「師範」(ウォン・ハー)が登場。

⑨ジーンズ男

ビリーの知人。一緒にチンクーの葬儀に参列。後、来日したボビーを案内。

⑩ハチマキ男たち

ビリーがチンクーの遺体に最後の別れをしようとすると屈強な感じのガードマンが阻止。寺での葬儀にふさわしくない格好をしているため、とてもインパクトがある。「ハチマキ男」の一人は『ドランクモンキー 酔拳』で「食堂の用心棒」だった男(「食い逃げは厳罰」でおなじみのジャイアン)。

⑪参列者

チンクーの葬儀には坊さんたち、格闘技関係と思われる連中が出席。

⑫白髪オジサン

「死の宮殿」と呼ばれる屋敷に住んでいる西洋人ルイス(ロイ・ホラン)について詳しい。「ルイスは習ったカンフーで殺人を楽しむ悪辣な男」「正気ではない」と酷評。

⑬イエン兄弟

ルイスに挑戦する兄弟。以前にもルイスと戦ったことがある。「また、懲りずに挑戦してきやがって」みたいなことを言うルイス。凶器をも使う兄弟を軽く始末。

⑭仮面男

夜更けに「死の宮殿」を捜索しようとするボビー。ヘンな仮面の男に襲われる。この男は後、ルイスも襲う。その正体、犯行の動機は不明。

⑮エンジェル(ミランダ・オースティン)

ボビーを体で誘惑して毒針で襲う。襲撃に失敗後、ライオンに襲われてしまう。美しいが悲しい女。

⑯宇宙服男

「死の宮殿」付近を歩く男。メタリックな服を着ており、実に目立つ。

⑰怪しい連中

「死亡の塔」を探すボビーを襲う連中。ボビーに蹴り倒されて「死亡の塔」の入り口を知られてしまうドジキャラ。

⑱警備員

「死亡の塔」で働く警備員たち。次々にボビーに襲いかかるが倒されたり、「血の池地獄」に蹴り落とされたり。 

(YouTube)「予告編」

(解説)

タイトルが『ブルース・リー 死亡の塔』。でもリー本人の出番は短い(正味数分?)。しかも映画開始30分ほどで「ビリー」退場。それって主役ではないのでは? 今となってはそんなことはどうでもいいこと(?)。とってもキャラが充実していますから。「ワケあり」な連中がいっぱい登場。結局、何者だったのかすらわからなかった者も。アクションは迫力。アレコレ想像しながらキャラを楽しめるのもこの作品のいいところです。

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

死亡の塔 エクストリーム・エディション [Blu-ray]

死亡の塔〈日本語吹替収録版〉 [DVD]

「純金映画ブログ」ブルース・リー『ドラゴンへの道』の女たち

ブルース・リーがローマで戦う映画。ノラ・ミャオ、オバハン、怪しい女といった女性キャラが登場するシーンを楽しく紹介。

(あらすじ)

カンフーの達人タンロン(ブルース・リー)がローマにある中国人レストランをギャングから守ろうとする。

①オバハン1

飛行機が早く到着してローマの空港でタンロンがヒマをもてあます。中国服で一人だけ「浮いた存在」のタンロンを横にいる西洋人のオバハンが「ジト~」と見る。タンロンが愛想良く笑顔を見せてもオバハンは笑わない(感じ悪い)。

②オバハン2

ハラが空いたタンロン。レストランに入るが言葉が通じない。メニューからテキトーにアレコレ注文。「フン!」って態度のウエイトレスのオバハン。その後、スープばかり持ってくる。超高速でスープを飲みまくったタンロンは後でやたらトイレに行くハメに。その後、仲間やギャングの前でタンロンが恥かくことになったのは全てこのオバハンのせいだ。

③美女

ローマで中華レストランを経営するチャン(ノラ・ミャオ)。空港でタンロンと会う約束。初対面のタンロンを見て、「何、その格好」ってな感じのチャン。悩みを抱えているチャンはちょっとしたことにもイライラ(怖い)。タンロンがクルマの話をしようとしても冷たい態度。チャンの悩みは「レストランを相続したらギャングが毎日やってきて、店を売れ、とイヤガラセをするのよ」というもの。『生活笑百科』なら「四角い仁鶴がま~るくおさめまっせ」というところだけど、タンロンは現地の言葉ができない(ダメだこりゃ)。

④怪しい女

チャンと銀行に行ったら、「愛想が悪い」とチャンに怒られたタンロン。「愛想良くしなさい」と言うからその通りにしたら街の女が寄ってきて、タンロンはその女の部屋へ。その女が何者であるのかようやくわかって「うわあああ~」と逃走。

⑤お客

閑古鳥が鳴くチャンのレストラン。お客(女性を含む)が来た、と思ったらチンピラが客を店から追い出す(鑑賞していて実にハラが立つシーン)。タンロンがチンピラをぶっ飛ばした後は女性客も来るようになったが・・・。

(YouTube)「予告編」

(解説)

いろんな人がいるローマ。一般の男性は親切な人が多い。しかし、女性たちはタンロンに冷たい。特にチャン。田舎モン丸出しのタンロンにガッカリした表情。でも、カンフーの強さを見てコロッと態度を変え、まぶしい笑顔。ローマ空港のオバハンたちは感じ悪い。オッチャンたちは優しいけど、ローマの女は男に厳しいのか? とっても美しい姿を見せてくれた「街の女」はマリサ・ロンゴという人。ローマに行けばこんな感じの人がいっぱいいるのかな?

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

ドラゴンへの道 アルティメット・エディション [Blu-ray]

2020年9月17日木曜日

「純金映画ブログ」ブルース・リー『死亡の塔』の「謎」「ツッコミどころ」

謎・疑問が多い映画『死亡の塔』。とてもスピーディーな凄いアクション映画でありながら「ツッコミどころが多い」ことで有名。そんな『死亡の塔』をもっと楽しむために、謎のシーン・登場人物、珍シーンをまとめて紹介します。

ブルース・リー『死亡の塔』の「謎」「ツッコミどころ」紹介「映画ブログ:金洋ロードショー」。
夜の女、エンジェル

(ストーリー)
格闘家のチンクー(ウォン・チェンリー)とビリー(ブルース・リー)が日本で相次いで死亡。ビリーの弟ボビーは「二人の死の謎」を調べるため日本へ。

1.謎の人物
すでに映画を観た人向けに書いていきます。この映画には「謎の人物」も多数登場。普通、映画というものは「誰が、なぜ」ということがわかるように話が進んでいきますが、この映画はそういうことがわからないまま終わってしまう。そういうことにしておこう、みたいな感じで深く追求せずに、次々と展開されていくアクションや珍演出を楽しむ内容になっています。アレコレ想像するのも楽しいんですが、やっぱりわからないまま終わるのはちょっと消化不良。謎が多いのは続編を作るためではないか? という気もします(気のせい?)。次の人物は何者なのかよくわかりません。「冒頭でチンクー、ビリーに挑戦するチャレンジャー」「ナイトクラブの楽屋でビリーを襲った連中」「フィルムに映ってるルイスの「死の宮殿」について説明をするおじさん」「ルイスに挑戦するイエン兄弟」「夜の女エンジェル」。近頃いろんな連中に挑戦されている、というチンクーとビリー。その辺のシーンがもっと欲しかったところ。

2.なぜなんだ?
①急死したチンクー。チンクーの娘にビリーが会うシーン。なぜ、チンクーは娘にフィルムを預けたのか? コレが手がかりになって「ルイス」「死亡の塔」につながるんですけども。 

②ルイスの片腕の側近。怪しい男。「(その側近とは)長いつきあいだ」ってルイスが言ってたけど、「秘密」に気付かなかったの?

③夜の女エンジェル。誰の命令でボビーを狙ったのか? 「ルイスがお相手しろって」って言ってたけど。

④なぜルイスは殺されたのか? 最後まで謎のままだった(ボビーが重要参考人に得意のカンフーを自慢げに使ったから)。「ルイス」「チンクー」「片腕の側近」「死亡の塔」の関係が「ルイス殺害」にどうつながるのか? この部分のシーンも欲しかった。

⑤謎の「死亡の塔」を探すボビー。ボビーの前に突然、宇宙服みたいなのを着た奴が現れる。寺でその格好はイヤでも目立つ。「なかなか見つけてくれないから出て来ちゃった」みたいな感じ。「死亡の塔」の場所が秘密のままだったら話が進まないのはわかりますけども。

⑥「死亡の塔」を守る「ターザン男」。ぼっちゃん頭にヒゲ、変な衣裳。マヌケすぎるが超個性的。普段からそんな格好してるの? 恥ずかしい。誰かに命令されてそんな格好してるのか、それとも「自分のセンス」で選んだのか。敵が現れたときに急いでその衣装に着替えるのかな?

3.珍演出
①日本人格闘家のチンクー。長い髪とヒゲ。これが日本人のイメージ?

②湯気が立つアツアツの茶を飲みながらチャレンジャーと戦うチンクー。メチャ熱そう。しかも一気飲み。

③温室で戦うビリー。その場でジャンプしてお互いの顔を蹴って向こう側に着地するシーン。それは不可能なのでは? ビリーが瓶を持ち上げてチャレンジャーが蹴って割るシーンでビリーの顔が森進一みたいになっているのも「笑いどころ」。

④チンクーの棺を守る4人の男。『ドランクモンキー酔拳』の「食い逃げは厳罰」でおなじみのジャイアンが登場。妙な格好で棺をガード。葬儀にふさわしくないコスチューム。

⑤チンクーの棺を奪うヘリを追いかけるビリー。ヘリを捕まえて止めることなんてできません。ビリーを死なすための演出。ヘンな死に方をするとマヌケに見えてしまう。ブルース・リーのファンがこの映画を観て怒った、というのも少し納得。

⑥広大な敷地でライオンやクジャクを飼うルイス。ライオンを庭で放し飼いなんてできるの? ここは日本なんですけど。偉い人の許可を得れば可能なのかも知れない。

⑦朝食に「鹿の生肉」と「鹿の血」を召し上がるルイス。「ジビエ」を実践。火を通さずに飲み食い。大丈夫かな?

⑧「死亡の塔」にある「血の池地獄」。落ちたらヤバそう。柵もないなんて危ないじゃないの、と思ったら落とされる奴が。

⑨高熱を発する通路。ロープを使って向こう側に渡るボビー。壁に電源を切るスイッチがあるのに気付かないのね。

⑩僧の番人(リー・ホイサン)。コメディーな倒され方だったのは何故? シリアスな戦いが続くと観客が退屈する、と思ったのかも。

⑪「未熟すぎて俺は倒せん」と豪語するラスボス。思いっきり負けてましたな。ずるい手まで使っちゃったりなんかして。「志村、後ろ後ろ」みたいなギャグも入れながら。

(まとめ)
最後の最後まで「個性的な演出」が続く、サービス精神にあふれた映画。他にもたくさんあるでしょうねぇ。ツッコミどころが。だから何回も観たくなるのでしょうね。この作品を駄作とか言う人がいますが「キックを主体としたスピーディーなアクション」と「風変わりな演出」で、結構楽しめる作品だと思う。『死亡の塔』に興味を持った人はレンタルするかDVDを買ってください。その値打ちはあります(たぶん)。

(予告編:YouTube)
----------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。

「純金映画ブログ」ブルース・リー『死亡の塔』「キャラ紹介①:メイン級」

ブルース・リーがちょこっと登場する映画。ビリー・ロー、チンクー、タコ入道といったメイン級のキャラを紹介。

(あらすじ)

香港の格闘家が日本で急死し、その謎を解くために弟が日本に乗り込む。

①ビリー・ロー(ブルース・リー)

香港の格闘家。世界最強。自著も出版。しかし、日本で転落死。

②チンクー(ウォン・チュンリー)

日本人格闘家。変な名前だがコレは中国語読みで、漢字では「秦谷」と書く。キックと木刀が得意技。

③ボビー・ロー(タンロン)

ビリーの弟。日本で死んだ兄の仇を取るため来日。最近は修行を怠け気味だそうだが、なかなか素早いキックが武器。

④ルイス(ロイ・ホラン)

日本に住む西洋人。その豪邸は「死の宮殿」と呼ばれ、広大な庭でライオン、クジャクを飼っている。チンクーから習ったカンフーで挑戦者と戦うのが趣味。

⑤片腕の男(ト・ワイウォ)

ルイスの側近で元僧侶。ルイスのそばから片時も離れない。イチイチ「ワケあり」な表情を見せる。何かを企んでいるが、最後まで何が狙いなのかよくわからなかった。

⑥ターザン男(タイガー・ヤン)

伝説の「死亡の塔」。しかし、実態は秘密基地。何やらピカピカ光る謎の基地で大勢のスタッフが何やら作業。基地の奥には黒幕が。黒幕を守る用心棒の一人がこの「ターザン男」。ヘンな格好に髪型。ボビーと激しく格闘。

⑦タコ入道(リー・ホイサン)

黒幕を守る用心棒。つるつる頭の不気味な奴。腕は立つが、つるつる床で滑ったりするひょうきんなところも。ボビーと格闘。最期は悲しいやられ方。

⑧黒幕

「死亡の塔」伝説を悪用する奴。そこを拠点に違法薬物の取引で荒稼ぎ。その正体は?

(予告編:YouTube)


(解説)

おもしろキャラでいっぱいの映画。ラストでボビーが「やっぱり麻薬を扱っていたんだな」といった感じで黒幕を追及。しかし、それまで麻薬の話など一切出てなかったよ。取って付けたようなストーリー、数々の謎。この作品には謎が多い。でも、出演者が亡くなってしまったり、「昔のことなので当時のことは忘れた」と語ったりで結局、謎が明らかにならない。アレコレ想像しながら鑑賞するのが楽しい作品です。

出演者の主な作品

ロイ・ホラン、ウォン・チェンリー共演:『スネーキー・モンキー蛇拳』

ウォン・チェンリー:『ドランク・モンキー酔拳』

リー・ホイサン:『プロジェクトA 』『燃えよデブゴン カエル拳対カニ拳』

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

死亡の塔 エクストリーム・エディション [Blu-ray]

死亡の塔〈日本語吹替収録版〉 [DVD]

「純金映画ブログ」ブルース・リー『死亡遊戯』「面白シーン紹介」

ブルース・リーが残したフィルムで作られた有名作。代役が登場する珍シーンなど、ツッコミどころを紹介。

(あらすじ)

アクションスターのビリー・ロー(ブルース・リー)が芸能シンジケートから契約を迫られてしまう。

①流用

『死亡遊戯』の撮影に取り組んだリー。格闘シーンだけ先に撮影。そして『燃えよドラゴン』への参加。そのアフレコ中に倒れるなど、リーの命は残りわずかに。そして『死亡遊戯』は未完成に終わった。リーが意欲的に取り組んだだけあって「格闘シーン」は見事なもの。これを使わないのはもったいない、ということで『死亡遊戯』にストーリーをくっつけて新作を制作。リー本人が出演しているのは格闘シーンのみ。そこで過去作を流用。オープニングに『ドラゴンへの道』の「リー vs. チャック・ノリス」。その後もちょいちょい本人の映像が挿入される形で出てきます。

②代役

タンロンという韓国人が主にリーの代役を務めた。この男は後、『死亡の塔』でもリーを代役。しかしながら、顔の作りがリーっぽくない。敵キャラに羽交い締めされるシーンでは顔がアップで映り、リーに似ていないことがバレバレに。アクションシーンではユンピョウらがリーの代役を務めたらしく、しかも武術指導はサモ・ハン。そのため、アクションは素晴らしいものになりました。

③声

非常に評判が悪いのがリーの声の吹き替え。「あちゃー あちゃあちゃ あちゃー あちゃあおう ほやー わちゃちゃちゃちゃ わちゃー」ってな感じの力が抜けるような声。これは「リー本人の声」ではありませんので、お間違いのないように。

④写真

ビリー・ローが楽屋でシンジケートの悪党スタイナーから脅されるシーン。楽屋の鏡にリーの写真が貼り付けられて、リーが出演しているように見せかけています。映像以外にも写真まで使ってトリック。しかし、写真がズレて不自然な感じに。

⑤シンジケート

ハゲチャビンのドクターランドとかいう奴がボスのシンジケート組織。デカいんだか、そうでないんだかわからない規模。しかしながら、大勢の芸能人やスポーツ選手を傘下に入れて荒稼ぎ。「警察が存在しない世界」が舞台なのか?

⑥カラテ

マカオで行われた「カラテ世界選手権大会」。対戦カードは「カール・ミラー vs. ロー・チェン(サモ・ハン)」。サモ・ハン演じるチェンは引き立て役なので蹴られまくります。この選手権大会。実際にマカオにはこういった大会があるのだろうか? カンフー使いが出場するのなら観戦してみたいところ。

⑦医者

シンジケートのヒットマンに顔を撃たれたビリー。命は取り留めたが「顔が砕けてるので、治っても別人のようになります」という医師の説明。これはソックリさんのタンロンがリーに似てないことをゴマかすための演出。そして、ビリーの「死んだフリ作戦」に医者も荷担。映画はビリーがシンジケートに復讐したところで終わりますが、その後、ビリーはどうするつもりだったのだろう? 盛大な葬式をしておきながら、「実は生きてました」ってな感じで社会復帰するのだろうか?

⑧逃走

ビリーがシンジケートのアジト「レッドペッパー・タワー」に潜入。そこで待ち構える男たちと決闘(ようやくリーが撮影した「格闘シーン」が生かせる)。本物のリーがスティック(ダニー・イノサント)、ハプキドーの男(池漢載)、ハキム(カリーム・アブドゥル=ジャバー)と対戦。代役がスタイナーを始末。手下が次々にやられるのを見てボスのハゲチャビン(ドクターランド)が「死んだフリ」をしたり(ビリーのマネ?)、コソコソ逃げ回ったり。しかし、このハゲチャビンは最後はどこに逃げるつもりだったのか? 屋根に逃げて転落。ちょいとマヌケすぎる。「香港バージョン」ではその後、ビリーは逮捕されます。そちらの方の映像は「YouTube」で観られるかも。

ブルース・リー『死亡遊戯』「面白シーン紹介」「金洋ロードショー:映画ブログ」

(YouTube)「予告編」

(解説)

ブルース・リーが格闘シーンだけ撮影して急逝。それを生かしたい映画会社が代役と新しい脚本で制作したのが『死亡遊戯』。強引に作られただけに妙なシーンがチラホラ。もし自分が監督だったら格闘シーンを生かすためにどんなストーリーにする? などと考えながら鑑賞するのもまた楽しい(かもしれない)。

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

死亡遊戯 エクストリーム・エディション [Blu-ray]

「純金映画ブログ」ブルース・リー『燃えよドラゴン』「怪しい女たち」

ブルース・リーが島で戦う映画。怪しい女、美しい女といった女性キャラを紹介。

(あらすじ)

少林寺の高弟リー(ブルース・リー)が悪人が仕切る島に潜入して戦う。

①スー・リン(アンジェラ・マオ)

リーの妹スー・リン。3年前にミスター・ハン(シー・キエン)の島でハンの手下に追いかけ回されて死んだ。大勢に追われながらもカンフーで男たちを蹴り倒すほど強かったが、ハンの用心棒オハラ(ボブ・ウォール)の圧力に屈服。

②ローパーの秘書

ハンが主催する武術大会参加者ローパー(ジョン・サクソン)。かなりの借金。女秘書はなかなか優秀。銀行に残っている預金は「63ドル43セント」と細かい数字まで頭に入っている。「賭けるかい?」というローパーの問いに否定するシーンも印象的。

③タニア(アーナ・カプリ)

ハンの手下。武術大会参加者をもてなす係。ローパーを夢中にさせた彼女。このまま島で暮らすことをローパーに提案する。

④夜の女たち

奇妙な格闘大会。宴会に続いて大会参加者には女が提供される。スレた感じの女もいれば、なかなかの美女も。

⑤メイ・リン(ベティ・チュン)

国際情報局のブレイスウェイトの依頼で島にやってきたリー。国際情報局は既にエージェントを送り込んでいる。なかなか美しいメイ・リン。しかし、「次々に女が消える島」でメイにも危険が迫っている。「メイ・リン」演じるベティ・チュンは役者ではなく、本業は歌手だそうだ。

⑥笑う女

黒人カラテのウィリアムス(ジム・ケリー)が誤解からハンにニラまれてしまう。猜疑心が強いハンがウィリアムスの「笑っちゃうよ。あんたマンガみたいだね。」にブチキレ。「鋼鉄の手」でウィリアムスを滅多打ち。ボロボロにやられているウィリアムスを見てヘラヘラ笑う女たち(恐い)。クスリで頭がイカれた連中らしい。

⑦娘

「ハンの娘」がちょっとだけ登場。DVDの特典映像にはリーが娘役の女性にアクションを指導するシーンが入っている。

⑧中毒者

ハンの地下工場には女たちが監禁されている。通りがかったリーに助けを求める17歳の女。どういう経緯で島に来たのかは不明だが、不幸な存在なのは間違いない。その後の乱闘・大混乱の中、彼女が助かったのかどうかは謎だ。

ブルース・リー『燃えよドラゴン』「怪しい女たち」「金洋ロードショー:映画ブログ」

(YouTube)「予告編」

(解説)

怪しい雰囲気でいっぱいの映画。「ミスター・ハン」とかいう奴。元々は少林寺で修行した男。それが悪の道に。一体この男は過去に何があったのだろう? 「スピンオフ作品」があればいいのにと思うようなキャラ。ハンの島では異常なことが次々に起こる。男が残酷なのはアクション映画ではよくあること。しかし、この映画では女たちもかなり怖かったり、個性的だったり。特にインパクトなのは「ウィリアムスが制裁されるシーン」に出てくる女たち。人が殺されそうになっているのを笑って見ている。「怪しげ」がテーマの映画。美女もいますが、「怪しい女」にも注目の作品です。

---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

 (初回限定生産)燃えよドラゴン (4K ULTRA HD & ブルーレイセット)(2枚組/ペーパープレミアム付)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

燃えよドラゴン [Blu-ray]

燃えよドラゴン ディレクターズ・カット スペシャル・エディション [DVD]

「純金映画ブログ」ブルース・リー『燃えよドラゴン』「面白シーン紹介」

リーが世界的なスターになった名作。しかし、珍シーンなど「ツッコミどころ」が多いことでも有名。

(あらすじ)
少林寺の高弟リー(ブルース・リー)が「ミスター・ハン」と名乗る悪人が住む島に乗り込んで戦う。

①サモ・ハン
まずは少林寺での試合のシーンからスタートする映画。伝説の「リー vs. サモ・ハン・キンポー」。髪が長く、不気味なサモ・ハン(後のユーモラスな「デブゴン」とは大違いのキャラ)。プロレスっぽい技でフィニッシュされます。

②問答
師匠(ロイ・チャオ)と問答するリー。とっても難しい内容。リーが「カンフーや戦いとは?」を語ってくれます。

③少年
国際情報局のブレイスウェイトとかいうオッチャンがリーに会いに来ます。その前にリーが少年に「蹴り」の指導。難しいことを教えるリー。この少年、「わかりました」ってな感じでうなずいているけど、たぶんわかってないと思う。

④島
「要塞のような島でハンは何らかの悪事を働き、独裁者のような暮らしをしている。ハンが武術大会を開催するので出場してもらいたい」というのがブレイスウェイトの頼み。その島はどこの国に属するのか不明なため、ハンは購入することができたという。現実にそんな権利関係になってる島などあるのだろうか?

⑤妹
3年前にハンの島で行われた格闘大会の話をするオヤジ(「リーの父」ではないという話も。微妙なキャラ)。リーの妹スー・リン(アンジェラ・マオ)がハンの手下に追いかけ回されて死んだ、という。「知らなかった」と言うリー。なぜ今まで秘密にしておいたのだろう? そもそもオヤジは何しにハンの島に行ったのか?

⑥挑発
船に乗ってハンの島に向かうリーたち。ニュージーランドの白人が退屈してリーを挑発。「お前の流儀を見せろ」などとホザく。「遠くの島に行って、そこで見せてやる」と答えるリー。ボロいボートに乗せられて沈みそうになるニュージーランダーが最高にカッコ悪い。しかも、大会ではボコボコに打ちのめされた。

⑦宴会
ハンの島に着いたリーたち。怪しい女とゴツイ奴(ボロ)がお出迎え。その夜は宴会。Tバックの力士とか、珍味っぽい料理とかで武芸大会参加者をおもてなし。そこへミスター・ハンが若い女たちを連れて登場。「くつろいでくれたまえ」ってな感じのあいさつをして引き上げる(その間、ピタッと止まり続ける力士たちがマヌケすぎる)。

⑧若者
ハンの島で行われる早朝トレーニング。大勢の白い道着を着たハンの手下たち(その中にユン・ピョウが)。しかし、ハンには手下が多い。コッソリ悪事を企むどころか、大規模じゃないですか。どれだけ「悪のビジネス」を拡大するつもりなのだろう?

⑨主役?
格闘大会の参加者ローパー(ジョン・サクソン)。中国人(トニー・リュウ。『ドラゴン危機一発』の「バカ息子」役でおなじみ)と対決。劣勢なローパー。しかし、ズルイ手を使って勝利。アメリカ資本で制作されたこの映画。元々の主役はジョン・サクソンだったとか。こんな勝ち方をするキャラが主役だったら、この映画はコケていたに違いない。

⑩乱闘
ハンの地下工場には「飲んだくれ連中」が大勢収容されている。一体何のためにハンはこんなどうしようもない連中を監禁しているのだろう? 何かの実験に使ったり、悪事の仲間にするつもりだったのだろうか? その後、ボロが倒されたのをキッカケにリー&ローパーが中心となってハンの手下たちと乱闘。そこへなだれ込む「飲んだくれ連中」。そいつらの加勢でハンがピンチに。ハンは「悪い奴」だが、どこか抜けている妙な奴だった。

(予告編:YouTube)


(解説)
見せ場がいっぱいの名作。リーの強さ、サモ・ハンなどの後に香港映画界を盛り上げる人たち(「若手」として多数登場)、ミスター・ハンやイカレた女たちといった「怪しいキャラ」が売り物の映画。「スゴイ映画」であると同時に「ツッコミどころ」も(格闘大会参加者ウィリアムスも思わず「笑っちゃうよ。あんたマンガみたいだね。」と言ってしまったほど)。個性的なキャラやヘンな演出がたくさん出てくる『燃えよドラゴン』。最初から最後まで全てが見せ場。エピソードも豊富。私が所有している二枚組DVDにはメイキング、当時のエピソード、『死亡遊戯』の格闘シーン(フルバージョン)が収録されています。特典映像にも注目の映画です。

出演者の主な作品
ヤン・スエ:『複製人間ブルース・リー 怒りのスリー・ドラゴン』『大福星』
アンジェラ・マオ:『女活殺拳』

「純金映画ブログ」ブルース・リー『ドラゴンへの道』「面白シーン紹介」

ブルース・リーがイタリアでギャング&格闘家を倒すカンフー映画。名作ながら珍シーンも。そんなツッコミどころを紹介。

(あらすじ)
ローマにある中国人のレストランを(何故か)ギャングが目を付けて強引に買収しようとするが、助っ人にやってきたタンロン(ブルース・リー)がそれを阻止しようとする。

①空港
飛行機が早く到着してローマ空港でがヒマをもてあますタンロン。中国服で目立つタンロンを西洋人のオバハンが至近距離で「ジト~」と蔑視。タンロンが笑顔を見せてもオバハンは笑わない(感じ悪い)。アイスクリームを持った小さい子を(何故か)ビビらせるタンロン。「何か食べよう」ってんでレストランに入っても言葉が通じないからメニューからテキトーに注文。ウエイトレスのオバハンが「フン!」って態度。そしてスープばかり持ってくる(不親切な奴)。超高速でスープを飲みまくるタンロン。後でやたらトイレに行くハメに(カッコ悪い)。

②ノラ・ミャオ
ローマでレストランを経営するチャン(ノラ・ミャオ)。空港でタンロンと初対面。「何、その格好」ってな感じでタンロンを見つめるチャン。悩みを抱えているためイライラしているチャン。タンロンがクルマの話をしようとしても冷たい態度。銀行に行ったら、「愛想が悪い」とチャンに怒られるタンロン。「愛想良くしなさい」ってチャンが言うからその通りにしたら街の女が寄ってきて、その女の部屋でサプライズが(「うわあああ~」と逃走。カッコ悪い)。

③通訳
チャンを脅すギャング組織。大きいのか小さいのかよくわからない組織。なぜかチャンの店を欲しがる。ギャング側の通訳ホー。派手な格好したヘンな奴。やたらオーバーアクション。

④太っちょ
ギャング組織のチンピラたち。その中で目立つのが太った奴。タンロンに思いっ切りやられる役どころ。他にも、口から「ブー」男、なんちゃってボクサーの黒人、狙撃に失敗して投げ矢がケツに刺さる男、など(どいつもこいつもだらしない)。

⑤手のひら
タンロンをバカにしていたチャン&レストランの従業員たち。タンロンの強さを見てコロッと態度を変える。急に優しくなったチャンが朝メシをタンロンに作ったりなんかする。

⑥三人の格闘家
ギャングがタンロンを始末するために格闘家を呼ぶ。アメリカ人のコルト(チャック・ノリス)、その弟子フレッド(ボブ・ウォール)。もう一人は日本人の長谷平(ウォン・インシック)。フレッドと長谷平は同じくらいの実力。しかしコルトは別格。タンロンがフレッド、長谷平に楽勝(長谷平先生の「おまいはタウロンが~?」が聞けるのはこの作品だけ)。

⑦裏切り者
レストラン関係者にとんでもない裏切り者が。悲惨な出来事(鑑賞しているコッチがつらくなってくるシーン)。全てが終わってタンロンが去っていく。

(予告編:YouTube)

(解説)
リーの映画は「外国人が敵」というパターンが多い。今回はイタリア人が相手。微妙な組織力のギャング。大した組じゃないんでしょうな。助っ人を呼ぶぐらいだもの。しかし最後はタンロン側にとって悲惨な結果。最初からレストランを売った方がよかったかもしれない。タンロンは役に立ったのか?
---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

ドラゴンへの道 アルティメット・エディション [Blu-ray]

「純金映画ブログ」ブルース・リー『ドラゴン怒りの鉄拳』「面白シーン紹介」

ブルース・リーが悪の日本人をぶっ倒すカンフー映画。名作ながら珍シーンも。そんなツッコミどころを紹介。

(あらすじ)
中国人武術道場「精武館」所属のチェン(ブルース・リー)がしつこくイヤガラセしてくる日本人と果たし合いに。

①東亜病夫
師匠の急死に落ち込む「精武館」の人たち。そんな中、「東亜病夫(東亜の病人)」なんて看板(結構立派でカネがかかっていそうな感じ)を持ってきて中国人たちにイヤガラセする日本人(すごいケンカの売り方)。チェンがキレそうな顔。そのチェンの顔をペチペチする日本側通訳のウー(ヤバすぎる。「殺してくれ」と言ってるようなもんだ)。

②日本人道場
さっきの看板を持って日本人道場に乗り込むチェン。全員を相手に大暴れ&ヌンチャク。圧勝(頭を割られる奴も。ちょっとかわいそう)。帰りしなに道場の壁を(腹いせに)殴る。その壁には「室田日出男」の名札が。ヘンなチョビヒゲ男にキレられてシラケ顔。

③逆ギレ
自分たちから仕掛けておいて逆ギレする日本人道場主の鈴木(アップで見るとスゴイ顔)。チェン以外は弱い精武館。日本人の仕返しに劣勢。「チェンの引き渡し」を要求する日本人たちは散々暴れた後で「よっしゃ、今日はこのくらいにしといたるわ」てな感じで引き上げる。

④応酬
日本人道場に殴り込んで「エライことをしてしまった」という状況になったチェン。町を出て避難することに。ところが、厨房でコソコソ話する二人。サラシ(腹巻き?)を巻いた裏切り者が。「チェンなど恐くない」ってな感じでチェンを襲うサラシ男(バカな奴)。ボディーブローでアッサリ撃沈。「(師匠を)なぜ殺したんだ」とチェンが叫びながらもう一人をドカドカ殴って電柱に(なぜ電柱? わざわざ)。

⑤焼き肉
墓地で何かの動物の肉を食った後、婚約者ユアン(ノラ・ミャオ)と夢を語り合うチェン。

⑥ロシア人
ロシア人格闘家ペトロフを匿う鈴木。女性の踊り子で「おもてなし」。一緒になって盛り上がる「おべっか野郎」ウー。

⑦変装
宴会後、ウーを人力車に乗せるチェン(壁には「仁丹」のポスター)。そして、チェンが人力車ごとウーを投げ飛ばす。ぶっ飛ばして電柱に。さらにチェンは「新聞売り」に変身。「電話の修理人」になりすましてペトロフの戦力をチェック。目の前にいるチェンに気付かない(大ボケな)鈴木。

⑧戦い
再び日本人道場に乗り込むチェン。ザコたち&ペトロフを始末して、最後は鈴木との戦い(蹴られて庭までふっ飛ぶ鈴木。「ちょこん」としたキックでそこまで吹っ飛ぶか?)。

(YouTube)「予告編」

(解説)
ヒドいことする日本人が悪役(昔の日本人はこんなことやってたんですか? ちょっと作り話も入ってるんじゃない?)。格闘シーンがどれもスゴイ。特に今回は日本人が相手ということで和室で戦うところが個性的な感じ。ヌンチャク・日本刀などあらゆる格闘を追求したリー。彼らしいアクションがいっぱいの映画。個人的にはこの作品が「リーの悲壮なイメージ」が一番よく表現されていると思います。悲惨な内容なのにリーが変装する楽しいシーンも(変装」は監督ロー・ウェイのアイデアらしい)。日本人が悪役なので日本のファンはあまりこの映画には興味ないかな?
---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

ドラゴン怒りの鉄拳 エクストリーム・エディション [Blu-ray]

「純金映画ブログ」ブルース・リー『ドラゴン危機一発』「面白シーン紹介」

ブルース・リーが悪徳社長をぶっ倒すカンフー映画。名作ながら珍シーンも。そんなツッコミどころを楽しく紹介。

(あらすじ)
田舎からタイに出稼ぎにきたチェン(ブルース・リー)が麻薬を密売する製氷工場の社長やチンピラたちと戦う。

①ケンカするな
田舎からタイの大きな町に出稼ぎにきたチェン。胸には「ケンカするな」という約束のペンダント。しかし、いとこのシュウ(ジェームス・ティエン)がバクチ屋のゴロツキと戦うハメになり、チェンは簡単に誓いを破ってゴロツキを倒してしまう。「戦いたい」がホンネのようだ。

②チンピラ
氷菓子屋のお姉さん(ノラ・ミャオ)を困らせるタイのチンピラ。「タダで飲ませろ」とかセコいことを言ったり、肉マン売りの少年をハリ倒したりするなどやりたい放題。東南アジアが舞台のアクション映画にはガラの悪い連中が出てくることが多い(『地獄のヒーロー』『沈黙の聖戦』とか)。

③佐藤蛾次郎?
いとこたちと製氷工場で一緒に働くことになったチェン。出勤すると佐藤蛾次郎みたいな顔した工場の監督に遅刻を注意され、かなりエラそうな監督の態度に初日からイラっとする。しかも、氷を倉庫に入れる作業をトチり、殴られる。遅刻やミスをするなど、チェンも勤務態度がよろしくない。

④クスリ
氷の中に麻薬を隠して出荷する製氷工場(実に単純な手口。バレない方がむしろおかしい)。落下して割れた氷の中に何かが入っているのに気付いたチェンのいとこ。後で呼び出され、工場長からそれが麻薬であることを知らされて、悪仲間に入ることを断ったら「氷詰め」にされてしまうのであった(「仲間に入る」か「氷詰め」か、の二者択一システム)。

⑤昇進
労働者と工場側のチンピラ軍団が乱闘。怒り爆発のチェンが一人で全員をぶっ倒す。そのことで監督に昇進したチェン。ケンカに勝って、しかも昇進までしてイイ気分。行方不明になったシュウのことをすっかり忘れて行進なんかしちゃったりする。でも、シュウの妹メイ(マリア・イー)に「ケンカに勝って、シュウたちのことを忘れちゃったの?」と泣きながら非難される(そりゃそうだ。忘れんなよ)。

⑥トホホ
消えたシュウのことを尋ねるために社長に会いに行ったチェン。酒を飲まされ(自分から一気飲み?)、朝起きたら「いかがわしい店」に。しかもメイにバッタリ出くわし、クイン(いとこ一家の長男:リー・クン)にはイヤミを言われるなど散々。この時、冷や飯を食うチェンの顔がスゴイ。

⑦氷室での死闘
夜中に工場を調べるチェン。「恐ろしいもの」を発見。「余計なことをするもんだ」ってな感じで現れたのが社長のバカ息子&へなちょこチンピラ軍団。壮絶な戦い。チェンの強さを軽く見るバカな連中。悲惨な目に遭う奴、氷室の壁に人型の穴を開ける奴。

⑧社長
製氷工場の社長(ハン・インチェ)。イッセー尾形みたいな顔。豪邸に住み、女を周囲にはべらしている。でも、嫌われ者。カネはあるけど愛されない奴。敵を始末するため日頃からカンフーの稽古。最後はチェンと一騎打ち。どんな勝負になるか?

(YouTube)「予告編」

(解説)
リーが香港に帰国して制作した第一弾『ドラゴン危機一発』。キレのあるアクションで大ヒット。エピソードも実に豊富(元々はジェームス・ティエンが主役だった、など)。しかし、内容的にはツッコミどころがたくさん。たぶん、それでよかったのだと思います。リーの強さは本物。戦いのシーンはとってもリアルで真剣なもの。しかし、「マジメなだけのカンフー映画」は鑑賞していて疲れる。珍シーンがある方が「また観よう」という気になりますから。
---------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

ドラゴン危機一発 エクストリーム・エディション [Blu-ray]

2019年6月21日金曜日

「純金映画ブログ」ブルース・リーのウワサと『死亡遊戯』について

オリジナルの『死亡遊戯』にはジョージ・レーゼンビーとベティ・ティンペイが出演する予定だったとか。どういうストーリーだったんでしょうね?

ブルース・リーのウワサと『死亡遊戯』について

①カリーム・アブドゥル=ジャバーが香港に来るというので『死亡遊戯』のクライマックスの格闘シーンをまず先に撮影。

②リーは寒さが苦手ということや『燃えよドラゴン』の撮影のため『死亡遊戯』を後回しに。

③『死亡遊戯』の打ち合わせのため『死亡遊戯』に出演予定だった女優ベティ・ティンペイのマンションに向かうリーとレイモンド・チョウ。

④『死亡遊戯』に出演予定だったジョージ・レーゼンビー(『女王陛下の007』のボンド役)を接待するためにレストランに向かうチョウ。

⑤激しい頭痛を訴え、ティンペイが与えた鎮痛剤(普通に買えるもので違法なものではない)を飲んで眠るリー。

⑥レーゼンビーとの会食に現れないリーを迎えに行くチョウ。

⑦病院で死亡確認。死因は『大脳浮腫』。

ウワサ
①薬物で死んだ
(頭痛の緩和のためマリファナを使った、というのは事実。それも体に合わなかったため吐いてしまったという。)

②殺し屋に襲われた
(リーは少年時代からケンカばかりで、このままでは香港ヤクザに殺される、という状況だった。有名になってからも撮影中に決闘を挑まれたり、4人の日本人に襲撃されたり、トラブルが多かった。その後遺症が原因ならば「殺された」という説も間違いではない。)

本当かどうかわからないウワサ
①体調不良で体がしぼんだため胸に注射をうってふくらませた
②いわゆる「麻薬」を使っていた
③監督のローウェイを殴り倒す
(複数のリー関係の本を読んでその全て、あるいはほとんどにその記述があるならばそれは正しい事実なのだろうということになりますが、一部で語られているのみ、であれば話半分に読んだほうがいいと思う。)
(「麻薬」については覚醒剤やヘロイン使用説がある。マリファナ以外のものを使ったかどうかは不明。)
(ローウェイは武術家ではないのでリーがそういう人を殴ったというのは信じがたい。パトカーが出動したというから、暴れたのは間違いなさそう。)

未完成に終わった『死亡遊戯』
「クライマックスの格闘シーン」と「屋外でのシーン(写真)」のみが残された『死亡遊戯』。ウワサによれば完成した脚本があった、という。もしそうならリンダ夫人が他の遺品とともに保管しているのかも知れない。

オリジナルの『死亡遊戯』はどういうストーリーだったのか?
 「格闘シーン」ではリーと他二名が塔に登ってダニー・イノサント、池漢載、カリーム・アブドゥル=ジャバーと戦い、予定ではジョージ・レーゼンビーとベティ・ティンペイが出演するはずであった。レーゼンビーは味方か悪役か、ティンペイはワケありな女・悪役っぽい感じ。「格闘シーン」でもリーが戦いながら敵に技をレクチャーしたり笑顔を見せたりするなど「死を賭けたゲーム」という悲愴さはあまり感じない。塔に登る三人も仲が良いワケではなさそう。おそらく「腕に自信のある者たち」が集まって「誰が一番強いのか決めようじゃないか」というゲームをする、というのが大筋ではないか? レーゼンビーはゲームの主催者でラスボスか? ティンペイはあの手この手で格闘家たちを集めるレーゼンビーの手下役か? よくできた「オリジナルの脚本」が残っているのであれば本物の格闘家を集めて新作を制作して欲しい、と思う。 

(予告編:YouTube)
---------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。

2019年6月19日水曜日

「純金映画ブログ」ブルース・リーのソックリさんも登場する映像集

貴重な映像でリーの人生を描いたドキュメンタリー2本を紹介。ティンペイ、ノラ・ミャオのインタビュー、サモ・ハン、レイモンド・チョウの姿も。

『ブルース・リーの神話』

第1章
・子役時代の映像(父と共演するシーンに注目)
・学生時代に描いた武士の絵
・スクリーンテスト(当時24歳。歩き方、カンフーの実演)
・『ロングストリート』の映像(截拳道について語るリー)

第2章
・香港に帰ってきたリー
・『ドラゴン危機一発』公開時の映像(リーを絶賛するファン)
・リーについて語るノラミャオ
・ウォンインシック、イノサント、池のデモンストレーション
・『死亡遊戯』の未公開シーン、NGシーン
・『燃えよドラゴン』のリハーサル

第3章
・截拳道(ジークンドー)について

第4章
・リーの葬儀の映像
・当時のことを語るティンペイ
・リーのソックリさん
・クローズ監督の『死亡遊戯』の撮影風景

ブルース・リーのソックリさんが登場する映像集「金洋ロードショー:映画ブログ」
ノラ・ミャオ(上)、ティンペイ

(感想)
当時の映像、写真を使って制作されたリーのドキュメンタリーの決定版。サモ・ハン、レイモンド・チョウの姿も見られます。注目ポイントは、リーの子役時代の映像、リーについて語るノラ・ミャオ&ティンペイ、『死亡遊戯』の未公開シーン&NGシーン。ノラ・ミャオ「家族同士の付き合いは昔から。リーに初めて会ったのはアメリカから香港にリーが帰ってきたとき」と語る。ブルース・リー映画でおなじみのトニー・リューも子供の頃からリーとは付き合いがあった。『ドラゴン危機一発』などはリーが昔からの仲間と一緒に製作したものだったのですね。「愛人キャラ」爆発のティンペイさん。いちいち色気がある表情&動き(何者やねん、という感じもする人)。リーが亡くなった時に一緒にいた、というティンペイ。一体何があった? ティンペイ「介抱していたのよ」。ホントかい? でも当時、リーは頭痛で苦しむことが多かったという。それなのに愛人の部屋に? という気もしますが、まあいいでしょう(真相がわからないから)。時代劇を撮る計画もあったというリー。『座頭市』のような盲目のキャラをやろうとしていたとか。『死亡遊戯』の撮影風景は特に注目。リーがヌンチャクを失敗してヘコむNGシーン。サモ・ハンがユン・ピョウに演技指導しているシーン。どちらも必見。貴重な映像が多いドキュメンタリー作品です。 
----------------------------
『ブルース・リー伝説』

ブルース・リーを知る人物がリーについて語る証言集

・リーについて語る人たち(息子ブランドン、医者、格闘家たち、リーの弟子、ジョン・ベン、ジム・ケリー、ジョージ・レーゼンビー、ティンペイ、ホー・チョンドーなど)
・子役時代の映像(メガネ姿など)
・決闘を挑まれた時の話
・ロングビーチでの演武(二本指で腕立て伏せ)
・スクリーンテスト(カンフーの説明をするリー)
・香港でのTV出演のシーン
・『燃えよドラゴン』のリハーサル
・リーの体の不調、ストレスに関する証言
・『死亡遊戯』に出演予定だったティンペイ
・亡くなった時の様子
・リーの葬儀の映像
・リーのソックリさん(ドラゴン・リー、ブルース・レなど)
・『クロウ』の撮影中の事故

ブルース・リーのソックリさんが登場する映像集「金洋ロードショー:映画ブログ」
似てないソックリさん

(感想)
『ブルース・リーの神話』では見られなかったシーンも入っている貴重な映像集。リーを知る関係者による証言集。その時何があったのか、が語られる。完成した映画とこういったドキュメンタリー映像により「リーの全て」が明らかに。父親について語るブランドン。若くして亡くなったのは残念。ブルース・リーの凄まじいパワー。「指立て伏せ」するシーンに注目。子役時代の映像、撮影現場でのリハーサル、葬儀の映像も貴重。関係者の証言と「リーのソックリさん」であるホー・チョンドーが出演した映画で「リーの人生」が語られる、このドキュメンタリー。ちょいと気になるのが「リーのソックりさん」たち。似てない人たちばかりで、彼らが登場すると思わず笑ってしまう。「ドラゴン・リー」ってのは「ブルース・リーのモノマネをする竹中直人」って感じの人。名前がふざけた感じの「ブルース・レ」とかいう奴。「ブルース・リ」と表記されることもある男。「リー」じゃなくて「リ」ってか。他にも「ブルース・ロウ」とか。「ブルース」を付ければいいってもんじゃないんだよ、ってな感じです。リーのソックリさんたちは今どうしているんでしょうか?
(予告編:YouTube)
『ドラゴンへの道』
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。