2020年9月26日土曜日

ミスター・ハン(シー・キエン)の視点で『燃えよドラゴン』紹介「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー」ブルース・リーが謎の男の島で戦うアクション映画(1973年公開)。キエン演じるミステリアスな「ハン」を中心に作品を紹介します。

あらすじ

ミスター・ハン(シー・キエン)が所有する島で格闘技大会を開催する。

ミスター・ハン(シー・キエン)の視点で『燃えよドラゴン』紹介「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

(YouTube)「予告編」

1.シー・キエン

「ハリウッドスター」になりたかったブルース・リー。香港で大スターになったリーが念願のアメリカ資本映画に出演。「ワーナーブラザース」出資の『燃えよドラゴン』。当初の脚本では「ローパー」役のジョン・サクソンが主役だったが、リーには「脚本を書き換える権利」があったとか。主役になったリー。最後はシー・キエン演じる「ミスター・ハン」と死闘。キエンは大ベテラン俳優。喜劇役者だったリーの父とも知り合いで、リーはキエンのことを「叔父貴」と呼んでいたらしい。実際にカンフーを身につけており、アクションシーンでその実力を披露。独特の表情が役者としての最大の武器。『Mr.Boo!ミスター・ブー』では「笑いながら残酷なことをする強盗」を演じた。


2.元・少林寺

「ミスター・ハン」とかいう謎の悪党。少林寺で武術を学んだが「悪の道」に。戦後、どこの国に帰属するのか不明だった島を購入。以来、そこで独裁者のような暮らし。ハッキリした証拠は無いが、薬物がらみの悪事を働いているという。国際情報局の依頼でハンの島で行われる格闘技大会に出演することになった少林寺の高弟リー(ブルース・リー)。リーの妹はハンのボディガードであるオハラ(ロバート・ウォール)に追い詰められて死んだ過去。リーとしては「少林寺の名誉」「家族」を傷つけたハン一味は絶対に許せないところ。ボロ船に乗ってハンの島に到着したリーたち。ハンの手下ボロ(ヤン・スエ)が出迎え。凄まじい緊迫感を出すボロ。島に銃を持ち込ませないようにするためか? 格闘大会の出席者(ヘンなオッチャン二人組もいる。何者?)をヘンな宴会でもてなすハン。笑顔であいさつ。リンゴを投げ、女が投げ矢をヒットさせる(スゴイ)。試合観戦するハン。「ウィリアムス vs. パーキンス」「ローパー vs. 中国人」。ウィリアムスは独特、パーキンスは弱すぎて話にならん、ローパーはイケる、と思ったに違いない。ハンの地下工場に侵入者が。「警備を怠った者」をボロに始末させるハン。女からの報告でウィリアムスを疑うが、「リーの仕業」と気付いていない。「リー vs. オハラ」を観戦。リーの強さに感心。「さすが自分と同じ少林寺」と思っている様子。試合後、狂乱する女たちの前でウィリアムスを制裁。ローパーが気に入ったハン。展示品(手の骨)を見せたり、ネコを使ってローパーの非情さを試す。「堕落への投資」と称して薬物ビジネスを展開するハン。なぜか地下牢で「酔っぱらいども」を監禁。ウィリアムスの無惨な姿もローパーに見せる。全てを見せたのは誤解がないようにするため。実は「格闘大会」は「ワル仲間のスカウト」が目的。地下工場で暴れたリーを閉じこめて捕らえたハン。翌朝、「朝の特訓」と称してハンはローパーにリーを始末するよう命じ、仲間に入るかどうかを迫ったが、ローパーはこれを拒否(カッコいい)。ボロがローパーにやられて激怒するハン。ザコどもにリー&ローパーを襲わせるが役に立たない(何のために朝稽古してきたのか?)。とりあえず逃げることにしたが、リーが追ってきた。「鏡の部屋」に誘い込んでリーを始末しよう。結果は?

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