2020年9月17日木曜日

ブルース・リー『ドラゴンへの道』「面白シーン紹介」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー」ブルース・リーがイタリアでギャング&格闘家を倒すカンフー映画。名作ながら珍シーンも。そんなツッコミどころを紹介。

あらすじ
ローマにある中国人のレストランを(何故か)ギャングが目を付けて強引に買収しようとするが、助っ人にやってきたタンロン(ブルース・リー)がそれを阻止しようとする。

空港
飛行機が早く到着してローマ空港でがヒマをもてあますタンロン。中国服で目立つタンロンを西洋人のオバハンが至近距離で「ジト~」と蔑視。タンロンが笑顔を見せてもオバハンは笑わない(感じ悪い)。アイスクリームを持った小さい子を(何故か)ビビらせるタンロン。「何か食べよう」ってんでレストランに入っても言葉が通じないからメニューからテキトーに注文。ウエイトレスのオバハンが「フン!」って態度。そしてスープばかり持ってくる(不親切な奴)。超高速でスープを飲みまくるタンロン。後でやたらトイレに行くハメに(カッコ悪い)。

ノラ・ミャオ
ローマでレストランを経営するチャン(ノラ・ミャオ)。空港でタンロンと初対面。「何、その格好」ってな感じでタンロンを見つめるチャン。悩みを抱えているためイライラしているチャン。タンロンがクルマの話をしようとしても冷たい態度。銀行に行ったら、「愛想が悪い」とチャンに怒られるタンロン。「愛想良くしなさい」ってチャンが言うからその通りにしたら街の女が寄ってきて、その女の部屋でサプライズが(「うわあああ~」と逃走。カッコ悪い)。

通訳
チャンを脅すギャング組織。大きいのか小さいのかよくわからない組織。なぜかチャンの店を欲しがる。ギャング側の通訳ホー。派手な格好したヘンな奴。やたらオーバーアクション。

太っちょ
ギャング組織のチンピラたち。その中で目立つのが太った奴。タンロンに思いっ切りやられる役どころ。他にも、口から「ブー」男、なんちゃってボクサーの黒人、狙撃に失敗して投げ矢がケツに刺さる男、など(どいつもこいつもだらしない)。

手のひら
タンロンをバカにしていたチャン&レストランの従業員たち。タンロンの強さを見てコロッと態度を変える。急に優しくなったチャンが朝メシをタンロンに作ったりなんかする。

三人の格闘家
ギャングがタンロンを始末するために格闘家を呼ぶ。アメリカ人のコルト(チャック・ノリス)、その弟子フレッド(ボブ・ウォール)。もう一人は日本人の長谷平(ウォン・インシック)。フレッドと長谷平は同じくらいの実力。しかしコルトは別格。タンロンがフレッド、長谷平に楽勝(長谷平先生の「おまいはタウロンが~?」が聞けるのはこの作品だけ)。

裏切り者
レストラン関係者にとんでもない裏切り者が。悲惨な出来事(鑑賞しているコッチがつらくなってくるシーン)。全てが終わってタンロンが去っていく。

(予告編:YouTube)

解説
リーの映画は「外国人が敵」というパターンが多い。今回はイタリア人が相手。微妙な組織力のギャング。大した組じゃないんでしょうな。助っ人を呼ぶぐらいだもの。しかし最後はタンロン側にとって悲惨な結果。最初からレストランを売った方がよかったかもしれない。タンロンは役に立ったのか?
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