2026年2月7日土曜日

「純金映画ブログ」『007/ロシアより愛をこめて』(1963年)「ロシアの殺し屋と戦う二作目」

英国秘密情報部(MI6)の諜報部員が犯罪組織「スペクター」の仕掛けたワナに挑戦。見所を紹介。

(YouTube)予告編


1.第二弾

「純金映画ブログ」『007/ロシアより愛をこめて』(1963年)「ロシアの殺し屋と戦う二作目」

英国秘密情報部(MI6)の諜報部員ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)。今回は少しややこしい話。イスタンブールのソ連領事館の暗号係である「タチアナ・ロマノバ」という女(ダニエラ・ビアンキ)が暗号解読機「レクター」を提供する代わりに西側へ亡命したいと英国に申し出。ボンドの上司「M」(バーナード・リー)はそれを「ソ連が仕掛けたワナ」と考え、ロマノバの保護と「レクター」の入手をボンドに命じる。


2.悪役

「純金映画ブログ」『007/ロシアより愛をこめて』(1963年)「ロシアの殺し屋と戦う二作目」

やっぱりワナだったロマノバの申し出。しかし、それはソ連ではなく犯罪組織「スペクター」が仕掛けたもの。前回、メンバーであるドクター・ノオが殺され、その復讐をするためスペクターはロマノバと「レクター」をエサにボンドを始末する計画。計画立案はチェスの世界王者クロンスティン(ウラデク・シェイバル)。計画実行はソ連の高官であり、スペクターの幹部ローザ・クレブ(ロッテ・レーニャ)。クレブのスカウトで選ばれた殺し屋レッド・グラント(ロバート・ショウ)が「ボンド暗殺」を狙う。


3.トリビア(キャスティング)

「純金映画ブログ」『007/ロシアより愛をこめて』(1963年)「ロシアの殺し屋と戦う二作目」

契約により今回もコネリーがボンド役。スッカリ役柄に慣れたらしく、自然な演技。シリーズレギュラーのバーナード・リーは貫禄。「M」の秘書マネーペニー(ロイス・マクスウェル)はボンドとロマノバのロマンスにちょっとした嫉妬をする役どころ。この回から技術屋「Q」役でデスモンド・リュウェリンが出演(息の長い役となった)。クロンスティン役のウラデク・シェイバルは「知的な風貌」「声」が製作陣に気に入られて出演。この役を引き受けることに躊躇していたようだが、コネリーの恋人ダイアン・シレントに説得されて決心。ロッテ・レーニャは舞台でも活躍する歌手。映画では冷酷な役だったが、実際は明るい人。今作のボンドガール、ダニエラ・ビアンキはモデル出身のイタリア人(1960年、「ミス・ユニバース」準優勝者)。この役のために英語のレッスンを受けたが「イタリア訛り」が抜けず、結局、彼女のセリフは別人によって吹き替えられた(国際的な映画で、出演者も様々な国から。「英語が上手くないキャスト」は別人の声に吹き替えられるのは「シリーズあるある」)。メキシコの俳優ペドロ・アルメンダリスは「トルコ情報局ケリム・ベイ」役。英国に協力する役どころで、ソ連と対決姿勢。あのジョン・フォード監督の推薦で出演決定。ところが撮影中、末期ガンであることが判明。これを遺作にしたい、とアルメンダリスは出演を継続。何とか出番を終えたが、残念ながら銃で自殺。アルメンダリスの息子は後に『007/消されたライセンス』(1989年)に出演(『007』シリーズが「仲間意識」が強いシリーズであることを物語るキャスティング)。「スペクター」の首領ブロフェルドを演じたのはアンソニー・ドーソン(一作目『ドクター・ノオ』では「デント教授」役)。しかし、顔は出さず、声は別人によって吹き替えられた。戦うロマ人の少女ヴィダ(アリジャ・ガー)とゾーラ(マルティーヌ・ベズウィック)。美人コンテスト出身のガーとベズウィックは6週間、格闘シーンの振り付けを練習して撮影。映画では憎み合う関係だったが、実際は姉妹のように仲が良かったらしい。また、「ロマ人のベリーダンサー」を演じたリサ・ギラウトはオープニングテーマ曲が流れるシーンでも妖艶な動きを披露。ボンドとイチャつくシルビア・トレンチ(ユーニス・ゲイソン)は『ドクター・ノオ』に続く出演となったが、短い出番だった。


4.トリビア(撮影時の話)

「純金映画ブログ」『007/ロシアより愛をこめて』(1963年)「ロシアの殺し屋と戦う二作目」

ファンの期待の大きさから製作陣にプレッシャーがかかった第二弾。『ドクター・ノオ』が成功したことから「ユナイテッド・アーティスツ」は製作費を倍増(200万ドル)。しかし、様々なトラブルにより製作費とスケジュールは超過。それは「政治問題」を避けたため。原作では「ソ連」が悪役だったが、それを「スペクター」に置き換えたため脚本を何度も書き直し。また、事故や不手際も。『ロシアより愛をこめて』が第二弾となったのは当時の大統領ジョン・F・ケネディが「ライフ誌」でフレミングの小説『ロシアより~』を愛読書として紹介したことが理由。監督は『ドクター・ノオ』に続いてテレンス・ヤング。美術担当のケン・アダムは『博士の異常な愛情』の仕事を引き受けたため、今回は不在。大半はトルコのイスタンブールで撮影されたが、ロマ人の村、ボートでの爆発シーンはスタジオ撮影。マット・モンローが唄う主題歌「From Russia With Love」はヒット。この曲は当初フランク・シナトラに歌唱のオファーがされたが、シナトラはその役を断った(「渋い声」の持ち主ならOK、の歌。シナトラでなくてもよかった)。冒頭のチェスのシーンは15万ドルをかけたセット。本作では全般的に全てがリアルではなく、絵やミニチュアを使ったり、上手く編集して迫力を出すテクニックを駆使。ロケ現場では多くの見物人。撮影が進まないためスタントマンにパフォーマンスさせる「ダミー」の撮影を行い、その隙に本編に使うシーンを撮影。今作はアクションの迫力で勝負。コネリーも自ら体を張ってスタント。しかし、テレンス・ヤングが乗ったヘリコプターが海に墜落(幸いにも軽傷)。ビアンキの運転手が居眠り運転で事故。ビアンキは顔に打撲傷を負い、2週間撮影できず。ボートが爆発する迫力のシーンはこの映画の最大の見せ場となったが、二つの大きなミス。ロケでの撮影で本番ではないのに大爆発させて再準備に時間とカネがかかってしまった。また、ボートが炎上するシーンはスタジオで撮られたが、ウォルター・ゴテルがまぶたを火傷、3人のスタントマンが重傷。ゴテルは今作ではスペクターのメンバー役だったが、後に「ソ連KGBのゴゴール将軍」役でレギュラーに。その他のハプニング。ソ連領事館爆破のシーンは無許可での撮影だったため、警察と消防が出動。そのシーンにはネズミが大量に出てくるが、英国では衛生上の問題から野生のネズミを使うことができなかったためスペインで撮影。そのネズミはスペインの下水で実際に集めた本物(『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に出てくるネズミは作り物)。実に短いシーンだったが、大量のネズミが逃げ出して撮影スタッフが大パニックに(「ネズミは二度とお断り」だそうだ)。ヘリが爆発するシーンも迫力。「壊れたヘリ」を調達するためトルコ空軍の基地を訪ねたスタッフだが、「侵入者扱い」で拘束。危うく裁かれるところ。結局、撮影は本物とラジコンの小型ヘリコプターを使って行われ、見事なシーンとなった。日本では『007/危機一発』として劇場公開。1972年の再上映時に『007/ロシアより愛をこめて』に変更された。「最高のボンド映画」と評価する者もいれば、「退屈な部分もある」と評する者も。派手なアクションとダニエラ・ビアンキの美しさが高評価の理由か? この作品からシリーズのパターンが確立。「ジェームズ・ボンドは戻ってくる」の字幕(一作目『ドクター・ノオ』には無かった)、Qが新兵器をボンドに与えるシーン、オープニングのプロローグから「歌付きのテーマ曲」が流れるスタイル。シリーズの基礎を固めた、というのも高評価の理由だと思われる。

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2026年1月30日金曜日

「純金映画ブログ」『007/ドクター・ノオ』(1962年)「全ての原点となった記念すべき一作目」

英国秘密情報部(MI6)の諜報部員がジャマイカで「スペクター」のメンバーと対決。見所を紹介。

(YouTube)予告編

1.第一弾

「純金映画ブログ」『007/ドクター・ノオ』(1962年)「全ての原点となった記念すべき一作目」

英国秘密情報部(MI6)の諜報部員「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた映画。今日でも続くシリーズになるとは誰が予想しただろう? 初期のボンドを演じたのはショーン・コネリー。ジャマイカから発信される謎の電波を調査するMI6のストラングウェイズ(ティム・モクソン)とその秘書が三人の黒人ヒットマンに射殺される事件。ボンドが何かと怪しげなジャマイカに乗り込む。


2.悪役

「純金映画ブログ」『007/ドクター・ノオ』(1962年)「全ての原点となった記念すべき一作目」

ジャマイカ領の孤島「クラブ・キー」を仕切るドクター・ノオ(ジョセフ・ワイズマン)。中国系ドイツ人科学者で、中国の秘密結社「トング」の一員だったが、1000万ドルを組織から盗んで逃亡。現在は悪の組織「スペクター」のメンバー。いやに警戒厳重なクラブ・キー。単なるボーキサイト鉱山の島ではなさそう。ノオは「妨害電波」を使って何を企んでいるのか?


3.

「純金映画ブログ」『007/ドクター・ノオ』(1962年)「全ての原点となった記念すべき一作目」

『007』シリーズといえば「ボンドガール」という言葉があるように女性が重要な役割。MI6の部長で、ボンドの上司「M」(バーナード・リー)。その秘書であるマネーペニー(ロイス・マクスウェル)はボンドと微妙な距離感。ジャマイカに乗り込んだボンドを待ち構える謎の女カメラマン(マルグリット・ルワース)、英国大使館の怪しい秘書(ゼナ・マーシャル)。そして、クラブ・キーで貝殻を収集する女ハニー・ライダー(ウルスラ・アンドレス)。ボンドがトボケたポーカーフェイスで「敵側と思われる女」と交流するシーンも見せ場。


4.トリビア(キャスティング)

「純金映画ブログ」『007/ドクター・ノオ』(1962年)「全ての原点となった記念すべき一作目」

何ともエピソードが多い映画(一冊の本が書けるほど)。そのいくつかを紹介。ようやく映画化の権利をまとめた製作陣だが、「ジェームズ・ボンド」にピッタリの役者が見つけられない。オファーを出しても断られたり、オーディションでも見つからず(後にボンドを演じるロジャー・ムーアも候補に挙がったが、ムーアは自伝の中で「1972年『007 死ぬのは奴らだ』に出演するまでボンド役のオファーは一度もなかった」と書いている)。当時31歳のショーン・コネリー。「シリアスとコメディ」を演じられそうな雰囲気が製作陣の目に留まって抜擢。監督テレンス・ヤングはコネリーを仕立て屋に連れていったり、セレブな振る舞いを指導したり。貧しい家庭の出で、どこか粗野なところがあったコネリーが「洗練された英国エージェント」に変身。悪役「ドクター・ノオ」役もなかなか決まらず。マックス・フォン・シドーはノオ役のオファーを断った(後に『ネバーセイ・ネバーアゲイン』で「ブロフェルド」を演じた)。原作者イアン・フレミングは義理の従兄弟のクリストファー・リーがノオ役にふさわしいと考えていたが、プロデューサーはジョセフ・ワイズマンを抜擢。ノオが「中国系」ということでワイズマンに特殊メイクがほどこされた。「CIAのフェリックス・ライター」を演じたジャック・ロード。後に『ゴールドフィンガー』でライター役に復帰したいと考えたが、高い出演料を要求して失敗。『007/ドクター・ノオ』のみの出演に終わった。ウルスラ・アンドレスはドイツ系スイス人。容姿は良いが、セリフに不安。あのカーク・ダグラスが脚本を読んでウルスラに出演を勧めたことで思い切って出演。結局、彼女のドイツ訛りのセリフはボツになり、声優がウルスラの声を吹き替えた。マネーペニー役のロイス・マクスウェル。当時、夫が重病。仕事を求めていたところ、この役を獲得。よりセクシーな役もオファーされたが、イメージを考慮して「マネーペニー」役を選んだという。ノオの手下「デント教授」を演じたアンソニー・ドーソンは舞台俳優。この映画の撮影当時、ジャマイカでパイロット兼農薬散布機のパイロットとして働いていたとか。「卑劣な悪役」だったが、銃で撃たれるシーンは名場面。ドーソンは『ロシアより愛をこめて』と『007 サンダーボール作戦』にも登場。「スペクター」のボス、ブロフェルド役だったが、顔は一度も出せず(「ブロフェルドの素顔」を秘密にして緊迫感を出す演出のため)、しかも声は別の俳優によって吹き替えられてしまった。ジャマイカの空港に登場する怪しい女カメラマンを演じたマルグリット・ルワース。航空会社の職員であり、ミス・ジャマイカ。よりセクシーな役どころのオファーもあったが「固い家柄」の人らしく、カメラマン役に決定。「M」を演じたバーナード・リーは映画の中では「愛想悪い男」だが実際は陽気で、ピアノを弾くのを好んだという。


5.トリビア(撮影時の話)

「純金映画ブログ」『007/ドクター・ノオ』(1962年)「全ての原点となった記念すべき一作目」

原作者イアン・フレミングは本当に諜報員だった過去。そのためリアルな表現。製作者はカナダの映画プロデューサー、ハリー・サルツマン。そしてニューヨーク出身の映画プロデューサー、アルバート・R・ブロッコリ(サルツマンとブロッコリの共同製作でシリーズの続編は続いたが、『007 黄金銃を持つ男』の撮影中に分裂。サルツマンが手を引く形に)。「ジェームズ・ボンド」は過去にテレビドラマ化されたが、コケたことがある。しかし、小説版とコミック版は人気。そこでサルツマン&ブロッコリが映画化することに。当初、小説では8作目である『サンダーボール作戦』を一作目として制作しようと考えていたが、脚本の権利をめぐって法的な争い。結局、『ドクター・ノオ』が選ばれた。製作費は「ユナイテッド・アーティスツ」が出した100万ドル(シリーズ中、最も低予算)。しかし、その後追加されて120万ドルに。監督はなかなか決まらず。数人にオファーしたが、全員に断わられた。ブロッコリと仕事関係にあるテレンス・ヤング監督(当時、47歳)が引き受けることになったが、結果的にこれが大正解。ヤングは豪華な生活をしたがるタイプで、ボンドのようなキャラ。コネリーにボンドらしい振る舞いを指導して、「ジェームズ・ボンド」のキャラを確立させた。あの有名なテーマ曲はモンティ・ノーマン作曲、ジョン・バリー編曲。テーマ曲が流れる中、銃口の映像。38口径の銃身の中にピンホールカメラを設置して撮影。発砲するのはショーン・コネリーではなく、スタントマンのボブ・シモンズ。シモンズはタランチュラがボンドの体を這うシーンにコネリーの代役として出演。シモンズによるとこのシーンは「これまで演じた中で最も恐ろしいスタントだった」とのこと。このシーンで使われたタランチュラは毒が抜いてあったという。しかし、事故を懸念して医者を待機させ、コネリー本人が演じたシーンでは腕の上にガラス板を置いてその上にタランチュラを歩かせた。撮影では多くのハプニング。ジャマイカは雨が多く、撮影できない日が続いたことも。湿地帯での撮影ではニオイと蚊に悩まされた。ウルスラはサンゴで足を切るケガ。また、「ウルスラがカニに苦しめられるシーン」が撮影予定だったが、届いたカニは冷凍もの。何の動きもないカニでは迫力がないため、「水責め」の演出に変更された。ただ撃ち殺される役だったドロレス・キーター(ストラングウェイズの秘書役)。しかし、彼女が通信する部屋は実際の実家が使用されて永遠に映画の中に残ることとなった。英国映画らしいユーモアも。ノオの部屋にゴヤの『ウェリントン公爵』の絵。これは当時、盗まれて世間の話題になっていた絵。「盗んだのはノオ」という面白いジョーク。この模造品は映画の宣伝に使われたが本物と同様、展示中に盗まれてしまったという(美術担当ケン・アダム談)。ノオの部屋の水槽は映像を拡大して映し出したもの。映画と原作には相違点も。原作では巨大イカが登場するが、映画では無し。また、キャラ設定を明らかにするため小説には登場しなかった「スペクター」の描写。日本では『007は殺しの番号』というタイトルで公開。1972年の再上映時に『007/ドクター・ノオ』に変更された。テレビでの初回放送は1976年4月5日、TBS『月曜ロードショー』。約94分の内容で放送された(本編は108分)。結果的に世界的なヒットとなったシリーズ第一弾。バチカンは「暴力、性的な演出」を非難。ソ連は「ボンドは資本主義の悪の化身」と表現。「名作」も立場によって違うようだ。

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2026年1月20日火曜日

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーの息子』(1993年)「ついに最後のシリーズ第八弾」

あのクルーゾー警部の息子が誘拐事件を追う。正統シリーズの最終作。見所を紹介。

(YouTube)予告編

1.ラスト

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーの息子』(1993年)「ついに最後のシリーズ第八弾」

ダイヤ「ピンク・パンサー」でおなじみの中東の国ルガシュで不穏な動き。そして、王女ヤスミン(デブラ・ファレンティノ)がフランス・ニースのリゾートで誘拐される事件。大統領直々の命令で捜査に向かうパリ警察のドレフュス警視(ハーバート・ロム)だが、ジャック・ガンブレリ巡査(ロベルト・ベニーニ)と偶然出会う。ジャックは何とあのクルーゾー警部の息子。しかし、母マリア(クラウディア・カルディナーレ)はそのことを秘密にしてきたため、ジャックは自分がクルーゾーの息子であることを知らない。その後「真実」を知ったジャック。ヤスミン救出への決意を固める。


2.トリビア

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーの息子』(1993年)「ついに最後のシリーズ第八弾」

監督ブレイク・エドワーズ、音楽ヘンリー・マンシーニ(両者にとってこれが最後の作品。マンシーニは1994年6月14日に死去。エドワーズは1995年に映画製作から引退)。シリーズ最終作。終わったかと思われた『ピンク・パンサー』シリーズが前作『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』(1983年)から10年ぶりに復活。監督エドワーズによると「終わるのが寂しいから」というのが制作した理由(らしい)。あの「超ドジ男」クルーゾーに息子がいた、という設定。息子「ジャック・ガンブレリ」はどんな奴なのか? 演じるロベルト・ベニーニ(イタリア人)。後にアカデミー主演男優賞を獲るなど大物に。ジャック役にはシリーズのファンであるケヴィン・クラインが候補だったが、脚本を読んでクラインは辞退したという。また、「ビーン」でおなじみローワン・アトキンソンにもオファーされたが、出演することはなかった。オリジナルのメンバーであるハーバート・ロム、バート・クウォーク、グレアム・スタークも出演。ピーター・セラーズは写真での出演。「フランソワ刑事」役はアンドレ・マランヌではなくダーモット・クローリー。「ジャック・ガンブレリ」の母は「マリア・ガンブレリ」。第二作『暗闇でドッキリ』でエルケ・ソマーが演じたキャラだが、マリアとクルーゾーに子供がいたとは少し驚き(二人が裸で車に乗るシーンがあったため、「驚き」ではないかも)。「マリア・ガンブレリ」を演じたクラウディア・カルディナーレは一作目『ピンクの豹』では「ダーラ王女」役。別のキャラでの復活となった。予算2800万ドル。結末はラストにふさわしいハッピーエンド(続編の計画もあったそうだ)。アメリカとカナダでは残念ながらヒットせず。しかし、イタリアでは興行収入1800万ドルを記録する大ヒット。日本では劇場未公開、VHSリリース(DVDは出てません)。「わざとらしいドジ芸」が売り物だったシリーズ。ピーター・セラーズが「トボケた表情」だったからウケたのだろう。「セラーズのいないピンク・パンサー」がヒットしなかったのは当然か。

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2026年1月12日月曜日

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』(1983年)「残念な奴だったクルーゾー」

フランス警察の珍警部が失踪して「世界一の刑事」が行方を追う。見所を紹介。

(YouTube)予告編

1.失踪

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』(1983年)「残念な奴だったクルーゾー」

盗まれたダイヤ「ピンク・パンサー」を追ってルガシュ(中東の架空の国)に向かったフランス警察ジャック・クルーゾー主任警部だが、行方不明。クルーゾーを捜したい大統領はコンピューターが選抜した「世界一の刑事」に行方を捜査させることに。選ばれたのは「大ドジ男」クリフトン・スレイ(テッド・ワス)。ニューヨーク市警の刑事で祖父と父が警察署長を務めたことがある「警官一家」のエリート血筋であるが、実にどんくさい。いきなりフランス警察の主任警部ドレフュス(ハーバート・ロム)を大怪我させてしまう。


2.キャラ

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』(1983年)「残念な奴だったクルーゾー」

ピーター・セラーズ死去後の作品であるため、セラーズは不在。「後ろ姿」や「整形後の顔」でクルーゾーが登場。「ネタバレ」が許されないのは承知しておりますが、敢えて書かせていただきたい。この作品は大いに問題アリ。マヌケながらも職務に忠実な「フランスの英雄」クルーゾー。しかし、この作品ではそのキャラ設定を思いっ切りブチ壊しています。監督ブレイク・エドワーズは生前のセラーズとは不仲だったのは皆さんもご存じ。そのため、この『ピンク・パンサー5』でクルーゾーのキャラを崩壊させ、「最後の作品」にするつもりだったのではないかと。しかしながら何と1993年に『ピンク・パンサーの息子』を製作し、それが本当の最後に。シリーズも末期、ということで一作目『ピンクの豹』に主演したデヴィッド・ニーヴン、キャプシーヌ、ロバート・ワグナーといった人たちが懐かしの再登場。フランソワ(アンドレ・マランヌ)、ケイトー(バート・クウォーク)のレギュラー陣。セラーズの友人グレアム・スターク(今回は何の役?)。犯罪者の役でロバート・ロッジア。そして大物ゲスト、ロジャー・ムーア。その役どころに注目されたい。


3.トリビア

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』(1983年)「残念な奴だったクルーゾー」

予算100万ドル超。監督ブレイク・エドワーズ、音楽ヘンリー・マンシーニ(おなじみのテーマ曲はシンセサイザーを使って現代風にアレンジされた)。当時、「ジェームズ・ボンド」だったロジャー・ムーアが登場(『007オクトパシー』の撮影の休憩中に撮影。リハーサル無し、ワンテイクで完了。そのため「ぬるいシーン」になった)。一体、何の役なのか? それを書くと完全にネタバレになってしまう。ストーリーに難がある映画。クリフトン・スレイのドジっぷりを楽しむ内容。ちょいとワザとらしすぎて笑えない「スレイ」というキャラ。ダドリー・ムーアが候補だったが、断ったためテッド・ワスに(「ビーン」のローワン・アトキンソンも候補だったとか)。第一作『ピンクの豹』(1963年)では「主演」のはずだったデヴィッド・ニーヴン。しかし、セラーズ演じる「クルーゾー警部」のキャラがウケたため、主役の座を奪われた形に。そして時が経って、この『ピンク・パンサー5 』に登場。しかし、体調不良。声は別人が吹き替え。そして公開直前の1983年7月に死去。前作『ピンク・パンサーX』で失踪したクルーゾーについて調査するジャーナリスト「ミス・ジュヴェ」を演じたジョアンナ・ラムレイは今回は「伯爵夫人」役(別のキャラ)。「クルーゾーが伯爵夫人と組んで悪事に手を染める」という筋書きはピーター・セラーズが書いた「ピンク・パンサーの恋」の脚本にあったストーリーとのこと。ややこしい筋書き、登場人物の意味不明な行動。ストーリーがイマイチだったためか、興行的には失敗。映画評論家は当然のように作品を「低評価」。ただ、ロジャー・ムーア出演シーンは「高評価」だそうだ(そんなに良かったか?)。エドワーズと「MGM」は作品の公開と予算をめぐって訴訟(映画がコケると何かとモメるようだ。ヒットしたらしたでやっぱりモメる?)、1988年に和解。主演のテッド・ワスはその後もシリーズに出演する話もあったが、映画がコケたことで取りやめに(悲しい)。肩の力を抜いて鑑賞する映画。ベタすぎるギャグ、カーチェイスといったアクションがお好きな方にオススメです。

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2026年1月2日金曜日

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーX』(1982年)「消えたクルーゾー&行方を追うニュースキャスター」

ダイヤ「ピンク・パンサー」が盗まれ、フランス警察の珍警部が捜査する。見所を紹介。

(YouTube)予告編

1.内容

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーX』(1982年)「消えたクルーゾー&行方を追うニュースキャスター」

またしても中東の国ルガシュ(架空の国)の博物館からダイヤ「ピンク・パンサー」が盗まれる事件。パリ警察のジャック・クルーゾー警部へ捜査依頼。クルーゾーはチャールズ・リットン卿(実は「怪盗ファントム」)による犯行と考えてロンドン、ルガシュへ向かうが消息不明に。ニュースキャスターのミス・ジュヴェ(ジョアンナ・ラムレイ)が「クルーゾー失踪」を取材。ドレフュス主任警部(ハーバート・ロム)、使用人ケイトー(バート・クウォーク)、元部下エルキュール(グレアム・スターク)、リットン卿(デヴィッド・ニーヴン)らを訪ねて情報を集めるが・・・。


2.トリビア

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーX』(1982年)「消えたクルーゾー&行方を追うニュースキャスター」

ピーター・セラーズが1980年に死去。その後、「過去の映像(『ピンク・パンサー3』用に撮影されたが使用されなかったフィルム)」と「新撮」で製作されたのが、この『ピンク・パンサーX』(原題: Trail of the Pink Panther)。そして翌年、『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』につながります。監督はおなじみブレイク・エドワーズ、音楽ヘンリー・マンシーニ。日本では劇場未公開。ロケ地はニース、バレンシア、イビサ、コルティーナ・ダンペッツォ、カサブランカほか。ロンドン「パインウッド・スタジオ」も使用。「ルガシュ」のシーンはパリで撮影。セラーズの未亡人リン・フレデリックは「この映画はセラーズの評判を落とすもの」としてプロデューサーと「MGM/UA」を相手に300万ドルの訴訟を起こし、100万ドル以上の損害賠償を獲得(権利関係がややこしい映画。日本では長らく公開もソフト化されなかったのはそれが原因か?)。ただし、「公開の差し止め」請求は却下された。「総集編」的な内容で、シリーズおなじみの顔もあれば、懐かしの「あの人」も。デヴィッド・ニーヴンは一作目『ピンクの豹』以来の出演(しかし、声の不調により、芸人リッチ・リトルによって吹き替えられた)。クルーゾーを裏切っていたシモーヌ(キャプシーヌ)も『ピンクの豹』以来の出演。「クルーゾーの父親(リチャード・マリガン)」も登場。セラーズ本人が登場する『3』の未公開シーンがやはり見せ場。映画は消化不良のまま終わりますが、その結末は『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』へ。『X』と『二度死ぬ』は並行して撮影が行われた(二本でセット)。ただし、共に興行的に失敗。「セラーズ死去後のピンク・パンサー」にファンは興味が無いようだ。

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2025年12月21日日曜日

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー4』(1978年)「フランスのどんくさ警部が犯罪組織に襲われる」

フランス警察の珍警部が犯罪組織の「勢力誇示」のために襲われる。見所を紹介。

(YouTube)予告編

1.ドジ男

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー4』(1978年)「フランスのどんくさ警部が犯罪組織に襲われる」

巨大ダイヤ「ピンク・パンサー」を窃盗犯から奪回するなど様々な実績で世間から認められているフランス警察のジャック・クルーゾー主任警部(ピーター・セラーズ)。しかし、今回はそれが原因でフィリップ・ドーヴィエ(ロバート・ウェッバー)率いる麻薬組織「フレンチ・コネクション」から命を狙われる。


2.キャラ

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー4』(1978年)「フランスのどんくさ警部が犯罪組織に襲われる」

このところ落ち目のドーヴィエ。ニューヨーク・ギャングからそれを指摘されて憤慨。クルーゾーを始末することによって「組織力」をアピールしたい考え。しかし、秘書シモーヌ・レグリー(ダイアン・キャノン)を怒らせて敵に回してしまう。美女シモーヌはドーヴィエ配下の殺し屋に襲われてクルーゾーと連携。フランス警察の元署長ドレフュス(ハーバート・ロム)は精神病院からカムバック。「クルーゾー殺害事件」を捜査。クルーゾーの使用人ケイトー(バート・クウォーク)は相変わらずのバカっぷり。クルーゾーを襲撃してアパートを壊したり、潜入捜査でパン屋に突っ込んだり。ただ、香港では敵を追跡する活躍。他に、クルーゾーの部下フランソワ(アンドレ・マランヌ)、香港の殺し屋ミスターチョン、ニューヨークの「ゴッドファーザー」スカリーニ(ポール・スチュアート)&幹部マルチオーネ(ロバート・ロッジア)ら。


3.トリビア

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー4』(1978年)「フランスのどんくさ警部が犯罪組織に襲われる」

監督ブレイク・エドワーズ、音楽ヘンリー・マンシーニ。ピーター・セラーズが急死したため、これがセラーズ最後の『ピンク・パンサー』に。また「ユナイテッド・アーティスツ」が単独で配給したシリーズ最後の作品(同社は公開から 3 年後に「メトロ・ゴールドウィン・メイヤー」に吸収された)。予算は1200万ドル。監督エドワーズは前作『ピンク・パンサー3』で使用されなかったフィルムで『ピンク・パンサー4』を制作するつもりだったが、セラーズが新たに撮影することを主張(ことごとくスレ違うエドワーズとセラーズ。昔から不仲)。結局、『3』の未使用フィルムは『ピンク・パンサーX』で使用された。少し違和感がある内容。『ピンク・パンサー3』で消滅したはずのドレフュスが登場。どうやらこの『ピンク・パンサー4』は時系列的に『ピンク・パンサー2』と『ピンク・パンサー3』の間に起こった出来事を描いたようです。ロケはパリ、ニース、イギリス「シェパートン・スタジオ」、香港。特に面白いのが香港。現在とは全然違うレトロな香港の町が見られます。何だかんだ言って『ピンク・パンサー』を愛したセラーズ。『ピンク・パンサーのロマンス』(仮題)の脚本を書いて「エドワーズ抜き」で制作するつもりだったが、1980年7月に死去して幻の作品に。結局、シリーズはエドワーズによって続けられることになった。次作は『ピンク・パンサーX』(1982年)。セラーズの生前の未使用フィルムに期待。

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2025年12月14日日曜日

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー3』(1976年)「フランスのどんくさ警部が元上司に襲われる」

フランス警察の珍警部が精神病院を抜け出した元上司に最新兵器で襲われる。見所を紹介。

(YouTube)予告編

1.ドジ男

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー3』(1976年)「フランスのどんくさ警部が元上司に襲われる」

前作から三年後。フランス警察のジャック・クルーゾー主任警部(ピーター・セラーズ)。実にどんくさい男であるが、上司のドレフュスが精神的に参ってしまったため「主任警部」に昇進。精神病院から退院間近のドレフュスに決定的なダメージを与えてしまう。


2.キャラ

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー3』(1976年)「フランスのどんくさ警部が元上司に襲われる」

以前からクルーゾーにイラついてきたドレフュス(ハーバート・ロム)。ゲートボールの玉、インディアンの矢を頭に食らってついにキレてしまう。世界中から名のある犯罪者(強盗ソニエ、ほか)を集め、銀行からカネを奪い、世界的な科学者とその娘を誘拐。レーザー兵器を作り、世界を脅迫。その目的は「クルーゾー抹殺」(たかが一人を殺すために大変な計画を立て、実行)。そんなドレフュスに協力するのは強盗の常習犯ソニエら。レーザー研究の権威ファスベンダー教授(リチャード・バーノン)は娘を人質に取られてドレフュスにやむなく協力。教授誘拐事件を捜査する英国のクインラン警視はクルーゾーのドジで被害。他に、世界各国の殺し屋(レスリー・アン・ダウン、オマー・シャリフ、小人、ほか)、ホテルのフロント係(グレアム・スターク)、おなじみフランソワ(アンドレ・マランヌ)、ケイトー(バート・クウォーク)。アメリカ大統領ジェラルド・フォード、国務長官ヘンリー・キッシンジャーのソックリさんも登場。


3.トリビア

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサー3』(1976年)「フランスのどんくさ警部が元上司に襲われる」

『暗闇でドッキリ』(1964年)から『ピンク・パンサー2』(1975年)まで11年のブランク。『2』が大ヒットしたため、「ユナイテッド・アーティスツ」は急いで『3』を制作。ウケてるうちに稼ごう、という作戦。監督はシリーズおなじみブレイク・エドワーズ、音楽はヘンリー・マンシーニ。今回はダイヤ「ピンク・パンサー」は関係ナシ。クルーゾーを目の敵にするドレフュスの「執念」がテーマ。「最新兵器」「刺客の襲撃」といったジェームズ・ボンド作の「パロディ」といった雰囲気も。実際はもっと長い映画だったが、大幅にカット。その未公開シーンはセラーズの死後に追悼作として製作された『ピンク・パンサーX』で使用。撮影はパリ、ミュンヘンほか。「ホワイトハウスの大統領執務室」のシーンはイギリス「シェパートン・スタジオ」に実物大レプリカを建設して撮影。レーザー兵器「ドゥームズデイ・マシン」はソニーのエンジニアが設計。しかしながら、残念なのがセラーズと監督エドワーズの関係。何が原因かは知らないが、仲が悪い二人。特にセラーズは肉体的にキツいため(心臓に持病)、精神にも影響。アクションシーンはスタントマンが代演。完成版に満足せず、「自分の才能を悪用した」と公にエドワーズを批判。ドレフュスがパイプオルガンを弾くシーンはハーバート・ロム自身が怪人役で主演した『オペラの怪人 (The Phantom of the Opera)』(1962年)のセルフパロディ。ヒロイン「オルガ」役のレスリー・アン・ダウン。元々は『007』でおなじみモード・アダムスが「オルガ」役で、数シーン撮影した。ところが、肌を見せるシーンに難色を示して解雇。アダムスが出演したシーンはレスリーで再撮影された。セラーズの友人グレアム・スタークは今回はヒゲ&ヅラで誰だがわからないほど変身した姿で出演。監督の妻ジュリー・アンドリュースは「女装家エインズリー・ジャービス(ファスベンダー教授の執事)」の歌声を担当。セラーズと監督が不仲だったのは残念ですが、内容は傑作。ヒットして『ピンク・パンサー4』に続きます。

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