2020年9月17日木曜日

ブルース・リー『燃えよドラゴン』「怪しい女たち」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー」ブルース・リーが島で戦う映画。怪しいムードが売り物。怪しい女、美しい女といった女性キャラを紹介。

あらすじ

少林寺の高弟リー(ブルース・リー)が悪人が仕切る島に潜入して戦う。

スー・リン(アンジェラ・マオ)

リーの妹スー・リン。3年前にミスター・ハン(シー・キエン)の島でハンの手下に追いかけ回されて死んだ。大勢に追われながらもカンフーで男たちを蹴り倒すほど強かったが、ハンの用心棒オハラ(ボブ・ウォール)の圧力に屈服。

ローパーの秘書

ハンが主催する武術大会参加者ローパー(ジョン・サクソン)。かなりの借金。女秘書はなかなか優秀。銀行に残っている預金は「63ドル43セント」と細かい数字まで頭に入っている。「賭けるかい?」というローパーの問いに否定するシーンも印象的。

タニア(アーナ・カプリ)

ハンの手下。武術大会参加者をもてなす係。ローパーを夢中にさせた彼女。このまま島で暮らすことをローパーに提案する。

夜の女たち

奇妙な格闘大会。宴会に続いて大会参加者には女が提供される。スレた感じの女もいれば、なかなかの美女も。

メイ・リン(ベティ・チュン)

国際情報局のブレイスウェイトの依頼で島にやってきたリー。国際情報局は既にエージェントを送り込んでいる。なかなか美しいメイ・リン。しかし、「次々に女が消える島」でメイにも危険が迫っている。「メイ・リン」演じるベティ・チュンは役者ではなく、本業は歌手だそうだ。

笑う女

黒人カラテのウィリアムス(ジム・ケリー)が誤解からハンにニラまれてしまう。猜疑心が強いハンがウィリアムスの「笑っちゃうよ。あんたマンガみたいだね。」にブチキレ。「鋼鉄の手」でウィリアムスを滅多打ち。ボロボロにやられているウィリアムスを見てヘラヘラ笑う女たち(恐い)。クスリで頭がイカれた連中らしい。

「ハンの娘」がちょっとだけ登場。DVDの特典映像にはリーが娘役の女性にアクションを指導するシーンが入っている。

中毒者

ハンの地下工場には女たちが監禁されている。通りがかったリーに助けを求める17歳の女。どういう経緯で島に来たのかは不明だが、不幸な存在なのは間違いない。その後の乱闘・大混乱の中、彼女が助かったのかどうかは謎だ。

ブルース・リー『燃えよドラゴン』「怪しい女たち」「金洋ロードショー:映画ブログ」

(YouTube)「予告編」

解説

怪しい雰囲気でいっぱいの映画。「ミスター・ハン」とかいう奴。元々は少林寺で修行した男。それが悪の道に。一体この男は過去に何があったのだろう? 「スピンオフ作品」があればいいのにと思うようなキャラ。ハンの島では異常なことが次々に起こる。男が残酷なのはアクション映画ではよくあること。しかし、この映画では女たちもかなり怖かったり、個性的だったり。特にインパクトなのは「ウィリアムスが制裁されるシーン」に出てくる女たち。人が殺されそうになっているのを笑って見ている。「怪しげ」がテーマの映画。美女もいますが、「怪しい女」にも注目の作品です。

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