2026年1月2日金曜日

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーX』(1982年)「消えたクルーゾー&行方を追うニュースキャスター」

ダイヤ「ピンク・パンサー」が盗まれ、フランス警察の珍警部が捜査する。見所を紹介。

(YouTube)予告編

1.内容

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーX』(1982年)「消えたクルーゾー&行方を追うニュースキャスター」

またしても中東の国ルガシュ(架空の国)の博物館からダイヤ「ピンク・パンサー」が盗まれる事件。パリ警察のジャック・クルーゾー警部へ捜査依頼。クルーゾーはチャールズ・リットン卿(実は「怪盗ファントム」)による犯行と考えてロンドン、ルガシュへ向かうが消息不明に。ニュースキャスターのミス・ジュヴェ(ジョアンナ・ラムレイ)が「クルーゾー失踪」を取材。ドレフュス主任警部(ハーバート・ロム)、使用人ケイトー(バート・クウォーク)、元部下エルキュール(グレアム・スターク)、リットン卿(デヴィッド・ニーヴン)らを訪ねて情報を集めるが・・・。


2.トリビア

「純金映画ブログ」『ピンク・パンサーX』(1982年)「消えたクルーゾー&行方を追うニュースキャスター」

ピーター・セラーズが1980年に死去。その後、「過去の映像(『ピンク・パンサー3』用に撮影されたが使用されなかったフィルム)」と「新撮」で製作されたのが、この『ピンク・パンサーX』(原題: Trail of the Pink Panther)。そして翌年、『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』につながります。監督はおなじみブレイク・エドワーズ、音楽ヘンリー・マンシーニ。日本では劇場未公開。ロケ地はニース、バレンシア、イビサ、コルティーナ・ダンペッツォ、カサブランカほか。ロンドン「パインウッド・スタジオ」も使用。「ルガシュ」のシーンはパリで撮影。セラーズの未亡人リン・フレデリックは「この映画はセラーズの評判を落とすもの」としてプロデューサーと「MGM/UA」を相手に300万ドルの訴訟を起こし、100万ドル以上の損害賠償を獲得(権利関係がややこしい映画。日本では長らく公開もソフト化されなかったのはそれが原因か?)。ただし、「公開の差し止め」請求は却下された。「総集編」的な内容で、シリーズおなじみの顔もあれば、懐かしの「あの人」も。デヴィッド・ニーヴンは一作目『ピンクの豹』以来の出演(しかし、声の不調により、芸人リッチ・リトルによって吹き替えられた)。クルーゾーを裏切っていたシモーヌ(キャプシーヌ)も『ピンクの豹』以来の出演。「クルーゾーの父親(リチャード・マリガン)」も登場。セラーズ本人が登場する『3』の未公開シーンがやはり見せ場。映画は消化不良のまま終わりますが、その結末は『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』へ。『X』と『二度死ぬ』は並行して撮影が行われた(二本でセット)。ただし、共に興行的に失敗。「セラーズ死去後のピンク・パンサー」にファンは興味が無いようだ。

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