「金洋ロードショー:映画ブログ」ギャングのボスがカタギになろうとするがライバルギャングや警察に信用されず、結婚騒動も発生。見所を紹介。
(YouTube)予告編
1.コメディ
1931年、ギャングのボス、アンジェロ・プロヴォローネ(シルヴェスター・スタローン)が臨終の父(カーク・ダグラス)に最後の面会。「カタギになれ」と命じられたアンジェロは銀行に出資して理事になろうとする。ところが逆にライバルギャングや警察にますます怪しまれ、おバカな娘リサ(マリサ・トメイ)は結婚騒動を起こして複雑な展開に。忙しい一日となったアンジェロ。次々に発生するトラブルをどう解決するか?
2.トリビア
スタローンがコメディ出演。1967年のフランス映画のリメイク。舞台は大恐慌時代のニューヨーク。「オスカー」というのは主人公アンジェロの元・運転手で、「アンジェロの娘を妊娠させた」と誤解されているキャラ。監督ランディスが最初に主役に選んだのはアル・パチーノ。200万ドルのギャラだったがそれを蹴って『ディック・トレイシー』に出演(300万ドルのギャラ)。パチーノはカネで仕事を選び、その意思を正直にランディスに伝えた。マリサ・トメイは当時、ほぼ新人。後に数々の映画出演。大物と共演したり、交際したりとスッカリ大物になった。主人公アンジェロが誤解、ウソ、ライバルや警察の警戒心、どこか抜けた子分らによって生じるドタバタに翻弄されたりする姿が「笑い」の映画。トークと表情で笑わせる楽しい内容。次から次へといろんなことが起こるためストーリーを言葉で説明するとややこしい映画ですが、難しい映画ではありません。ただ、興行的には失敗し、映画批評家からは否定的な評価(いつものこと。映画批評家はスタローンが嫌いなのだろう)。スタローンは『オスカー』が今でも気に入っているらしく、「ああいうドラマは大好き」と語っているように最初から最後まで楽しめる作品。メインキャラに加え、個性的な顔のティム・カリー、大ベテランのカーク・ダグラス、ドン・アメチー。愉快な演技が楽しい傑作です。
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