「金洋ロードショー:映画ブログ」凄腕の刑事が悪徳企業とママに翻弄されて右往左往。オムツ姿の珍シーンも。見所を紹介。
(YouTube)予告編
1.コメディ
刑事ジョー・ボモウスキー(シルヴェスター・スタローン)。相棒と組んで危険な捜査活動の日々。上司グウェン(ジョベス・ウィリアムズ)と交際しているのは公然の秘密。凶悪犯には強いジョーだが、女性には弱い様子。会うのを避けてきたママ(エステル・ゲティ)が突然、訪ねてくることに。「避けてきた理由」が判明。朝から大量の食事、手入れ済みの銃を洗剤で洗って台無し、仕事に介入、ジョーの子供の頃の写真を誰にでも見せるなど自由な振る舞いのママ。そして、町の怪しい男から違法な銃を購入。ママにウンザリしてきたジョーだが、それをキッカケに保険金詐欺の捜査を始める。
2.トリビア
当時、コメディタッチな演出の作品に出演していたスタローン。この作品は少し恥ずかしいレベル。何とオムツ姿になってしまう。他にもシャワーシーンで裸体。女にぶん殴られるシーンも。ただ、「体を張る」のはいつものこと。「観客を笑わせよう」というスタローン、およびスタッフの意欲を素直に楽しむのがオススメ。興行収入はまずまず。スタローンを嫌う映画批評家は案の定、「低評価」。スタローン自身も「出演しなければよかった」「太陽系全体でも最悪の映画の一つ」とホンネを後に語っている。元々はアーノルド・シュワルツェネッガーにオファーされたが、「脚本が本当にひどい」と感じたシュワは出演拒否。ところが「興味がある」フリをしたシュワ。それを知ったスタローンが「俺が出演する」と手を上げ、結果的に罠に掛けられた形になってしまった(二人の「静かなライバル争い」がうかがえるエピソード)。監督ロジャー・スポティスウッド。「グウェン」を演じたジョベス・ウィリアムズは『クレイマー、クレイマー』『ポルターガイスト』でも有名。笑えるシーンに迫力のアクション。悪役もどこかしらコミカル。スタローンにもこういう作品があっていい、と個人的には思う。
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