「金洋ロードショー:映画ブログ」出所間近の模範囚が突然、警戒厳重な刑務所に移送。執念深い所長による恐怖の復讐。見所を紹介。
(YouTube)予告編
1.模範囚
出所間近の模範囚フランク・レオン(シルヴェスター・スタローン)。かつてはワルだったが、その後、改心。しかし、強盗に過剰防衛で服役。義父の死に目に会うため面会の許可を申請したが、ドラムグール所長に許可されなかったため止むを得ず脱獄。刑期は延びたが、恋人メリッサ(ダーラン・フリューゲル)は面会に刑務所を訪れたりしながらレオンの帰りを待つ。
2.悪役
出所を待つばかりのレオン。ところが別の刑務所に移送。そこはあのドラムグール(ドナルド・サザーランド)が所長を務める凶悪犯ばかりの刑務所。ドラムグールはレオンに脱獄されたことで左遷され、レオンに強烈な恨み。生きて出所させないつもり。そんなドラムグールに協力するのは部下のメイズナー(ジョン・エイモス)、マンリー(ジョーダン・ランド)、囚人チンク(ソニー・ランダム)ら。「意外な裏切り者」もレオンをピンチに陥れる。
3.トリビア
監督ジョン・フリン。『ランボー』シリーズでおなじみ「カロルコ・ピクチャーズ」制作(「カロルコ」は次第に製作費を増やしていくなど勢いがあったが、『カットスロート・アイランド』と『ショーガール』で失敗、破産。権利関係は「20世紀フォックス」に5000万ドルで買い取られた)。撮影は「東ジャージー州刑務所」で行われ、本物の囚人がエキストラ出演(ここでは他にも『マルコムX』『ザ・ハリケーン』『オーシャンズ11』の撮影。映画に理解のある刑務所のようだ)。スタローンの他にトム・サイズモア、フランク・マクレーが囚人役。「メリッサ」役のダーラン・フリューゲルは『シカゴ・コネクション/夢みて走れ』(1986年)でもおなじみ。興行的には2400万ドルの製作費で2210万ドルの収益。映画に対する評価も低め。「スタローン人気」で制作されたようだが、ストーリーに無理があった。ただ、アクションシーンは迫力。スタローンらしい映画だったと思う。
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