「金洋ロードショー:映画ブログ」少林寺で修行する青年が悪の将軍と戦うカンフー映画。少林寺の歴史、修行&最後の対決。ユエ・ハイ、美しい娘に注目です。
1.ストーリー
父を将軍に殺された青年が修行して仇を討つ。
2.キャスト&見所
ジェット・リーが「リー・リンチェイ」だった頃の作品。舞台は中国、隋朝の末期。ショウホ(リー・リンチェイ)が父と共に王将軍に捕らえられるが、ショウホは命からがら脱走。ボロボロになって少林寺にたどり着く。カンフーを習うため出家し、名が「チュエン」に変わる。修行、そして王将軍に勝負を挑む。悪役は隋朝の将軍「王」。強く、残酷な男。チュエンとの決着戦に注目。「王将軍」を演じるユー・チェンフィは『少林寺』シリーズ三部作のレギュラー。魅力的なキャラが二人。少林寺師範役のユエ・ハイ。師範の娘役ディン・ラン。師範は人格者。重傷のショウホを救うシーン、蟷螂拳を使うシーンは名場面。ディン・ランは美人さん。ショウホとのやりとりが見せ場。アクションシーンは何と言ってもラストの決着戦が最大の見せ場。熱心に修行するチュエンだが、まだまだ未熟。あせって王将軍を襲撃するが失敗。そしてあらためて勝負。修行シーンにも注目したい(カンフーの型、長年の修行でへこんだ床、など)。
3.感想
本当に武術ができる人たちが出演している本格的な映画。カンフーのまねごとをしてるだけのセコいカンフー映画とはスケールが全然違います。リー・リンチェイは中国の武術大会優勝者。ユエ・ハイは蟷螂拳の使い手。この映画の舞台は「中国、隋朝の末期」(聖徳太子の遣隋使の時代。少林寺って大昔からあるんですね)。「王将軍」とかいう暴君に人々が苦しめられていた時代。ストーリーは「王道」。父親を将軍に殺され、ショウホが少林寺で修行。強くなって、復讐、というありがちな内容。ストーリーだけではなく、少林寺や自然の風景、カンフーの実演も見ることができるのがこの映画のいいところ。修行シーン、将軍のスゴイ顔&腕前、壮大なスケールの戦いに注目の名作です。
(YouTube)「予告編」
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