2020年12月13日日曜日

ツィー・ポーワァ『最後の少林寺』「方世玉の戦い&凄腕の女カンフー使い」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」少林寺で修行した方世玉が因縁の敵と戦うカンフー映画。凄腕の師匠、ヘンな恐喝男、修行シーン、荒っぽい武道大会に注目です。

1.ストーリー

方世玉が少林拳をマスターし、世にはびこる悪党たちと戦う。

2.キャスト&見所

「方世玉」という架空のキャラクター。演じるのはツィー・ポーワァ(アラン・タムに似たカッコいい系)。生まれたときから災難に遭う世玉。誕生祝いの場にヘンな気持ち悪い恐喝男が。凄腕の師匠がなんとか撃退したが、数年後また現れる。災いを避けるため、世玉は少林寺に預けられることに。修行。下山して、因縁の敵らと戦う。悪役はヘンな恐喝男、そいつの弟子「雷洪」。しつこい恐喝男。何の根拠があるのかはわからないが、世玉の誕生祝いに現れて法外な金銭を要求。撃退された恨みで数年後、世玉をぶっ飛ばす。さらに数年後、荒っぽい武芸大会を主催して人を痛めつける雷洪。「オレに勝てる奴出てこい」みたいな感じで多額の賞金をエサに挑戦者を集めようとする。少林寺での修行を終えた世玉との対決に注目。この映画のキャラで一押しは「五梅先生」。女カンフー使いで、蹴り技が得意。世玉の母の師匠でもある。もっと強くなりたい世玉。五梅先生から蹴り技を習いたいが、それは女だけが使うことが許される技であり(世玉には)教えることができない、と言われてしまう(残念)。アクションは、世玉と五梅先生が活躍するシーンが見せ場。下山した世玉が李巴山とかいう腕自慢の武芸者に挑戦するシーン、雷洪と戦うシーン。五梅先生は恐喝男と対決。少林寺のシーンにも注目。寺で暮らす世玉。規則違反で「飯炊きの罰」を食らったりする。あらゆることが修行になる少林寺。「飯炊き」もまた修行。寺や中国の風景(自然、建物)も見せ場。

3.感想

あまりなじみのない人たちが出演しているマイナーな作品ですが、個性的な演出もある良い映画。戦う世玉。悪役は三人。ヘンな恐喝男、李巴山、雷洪。こういった連中との戦い、少林寺での卍戦(まんじせん:カンフーの実力を試す試験で、複数の相手と戦う)が見所。笑顔が素敵なツィー・ポーワァに注目の正統派カンフー映画です。

(YouTube)「予告編」

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