2020年10月16日金曜日

ジャッキー・チェン『ナイスガイ』「犯罪者の抗争になぜか巻き込まれる料理人」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」ジャッキー演じる料理人がオーストラリアで「悪魔団」とギャングの抗争に巻き込まれる。キュートなミキ・リー、自転車デブゴンに注目です。

1.ストーリー

テレビ番組でも人気の料理人がギャングの騒動に巻き込まれる。

2.キャスト&見所

オーストラリアが舞台の映画。サモ・ハン・キンポー監督作。ジャッキー演じる料理人「ジャッキー」が主役。オーストラリアでは「悪魔団」とギャングが抗争中。抗争を撮影したジャーナリストのダイアナを助けてしまったジャッキー。(本来なら無関係なのに)ギャングに散々、追いかけ回されることに。悪役の「悪魔団」とギャング。組織力の差でギャングが優勢。「悪魔団」は何とか劣勢を挽回しようとする。それに巻き込まれてしまうジャッキーと彼女(ミキ・リー)。どんな結末になるか? ジャッキー・チェンとは『七福星』『シティーハンター』で共演したリチャード・ノートンがギャングのボス「ジャンカルロ」役。このジャンカルロはなかなかのキレイ好き(彼の豪邸では靴の上に靴下を履く、他人にはソファーに座らせない、車は土足厳禁といったルールがある。「汚れるから」というのが理由)。「悪役もユーモラス」なのがサモ・ハン監督作の楽しいところ。女性キャラが素敵。ジャッキーの彼女役のミキ・リー。正統派の美人さん。敵に追われる危険なシーンもあります。ジャッキーをピンチに追い込んでしまうジャーナリストのダイアナ、事件に巻き込まれるジャッキーの女マネージャーにも注目。アクションはサモ・ハン演出らしいコメディなシーンの数々。ジャッキーがダイアナを助けるシーン、ジャッキーとミキがデパートと路上でギャングに追いかけ回されるシーン(迫力)、派手な爆発シーン、建設現場での戦い、ラストのモンスタートラックを使ったド迫力シーン、ほか。笑いの演出として「自転車に乗った太っちょ」役でサモ・ハンが登場。大量のペプシが路上に散乱するシーンはペプシの宣伝か? ジャッキーはいつもの刑事役ではなく「料理人」のため、パスタを作ったりする珍しいシーンがあります。ミキが「小さい」という言葉に変にこだわるシーンなど他にも細かいギャグ・笑いがたくさん。

3.感想

サモ・ハン監督作。自転車に乗って自らも出演するなど「楽しい演出」が随所に見られる娯楽作。ジャッキーは「料理人」。本来ならば「料理人」が犯罪者の抗争に巻き込まれることはないのですが、追われている女ジャーナリストを助けたことで事件に巻き込まれます。彼女や仕事仲間、自転車に乗ったデブも巻き込まれます。悪役のジャンカルロに捕まってぶっ飛ばされるジャッキー。キレイ好きなジャンカルロにどんな仕返しをするか? コミカルアクション、危険なスタント、愉快なキャラ。ペプシを飲みたくなるかもしれないコミカルな娯楽作です。

(YouTube)「予告編」

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