ジャッキー・チェン『キャノンボール』「人気スターがドジりまくる」「金洋ロードショー：香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー：映画ブログ」バート・レイノルズ、ロジャー・ムーアが登場するカーアクション＆コメディ映画。ウケ狙い、乱闘、やたら被害に遭う男、美女に注目です。

１．ストーリー

スピード違反が当たり前の4800キロのカーレース「キャノンボール」でスターたちが優勝を目指す。

２．キャスト＆見所

とっても面白い映画です。有名スターが多数登場。日本でも有名な人もいれば、アメリカでは有名だけど・・・という人まで。アメリカ版「オールスター水泳大会」のような映画（「水泳のシーン」はありませんが「乱闘シーン」はあります）。二人でコンビを組んで出場する「キャノンボール」。ジャッキー・チェンは『Mr.BOO!』シリーズでおなじみのマイケル・ホイとタッグ。なぜか「日本人チーム」として、コンピューター搭載のハイテク車で出場。なのに道を間違えるドジっぷり。しかもルールもイマイチわかってない。ジャッキーがチンピラ集団を相手にカンフーを使うシーンにも注目。ロジャー・ムーアは「ジェームズ・ボンド」キャラで登場。ドム・デルイーズは「キャプテンアメリカ」とかいうキャラに変身するヘンな奴の役。ジャッキーも憧れた、というファラ・フォーセットが「美女」役で登場。なぜかJJ（バート・レイノルズ）のチームの車に乗ることになってしまった彼女。メガネを外して「まぶしい美人」に変身。スターが笑いを取りに行く映画。ロジャー・ムーアが「ボンド」気取りで女性とトークするシーン、バート・レイノルズが相棒にウンザリした表情を見せるシーン、ディーン・マーティン＆サミー・デイヴィスJrがセコい手でレースに勝とうとするシーン、など。

３．感想

「キャラ」＆「笑い」の映画。でも評価は高くない。いいんです、評価なんかされなくても。単純に楽しむための娯楽作ですから。車には詳しくないのでよくわかりませんが、スーパーカーもいっぱい出てきます。ジャッキーとマイケル・ホイは「日本人」の役。当時「車」と言えば「日本」だったからかな？　出場者は上記以外にもヘンなアラブの王子、不気味な医者、キャノンボールを阻止しようとするドジなオッチャン、キャノンボーラーとケンカする男（ピーター・フォンダ）、など。レース中の珍道中を描いた映画。とんでもない長距離レースなので「警察の追跡」をかわすために参加者たちは救急隊員や牧師に変装したり、色仕掛けでパトロール警官を誘惑したり。エンディングは「ジャッキー映画」でおなじみのNGシーン。面白いギャグ、まったく面白くないギャグ、細かいギャグがたくさん。笑いながら、ツッコミながら見なければならない「見る人次第」の作品。日本ではテレビ放送された時の「日本語吹替版」が人気。テーマ曲もいい感じの曲。車好きの人、出演してるスターをよく知ってる人なら楽しめること間違いなしの娯楽作です。

(予告編：YouTube)

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