2020年10月4日日曜日

ジャッキー・チェン『キャノンボール2』「あの珍レースが再び」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」バート・レイノルズ、テリー・サバラスが登場するコメディ映画のパート2。ウケ狙い、乱闘、ドジな人たちに注目です。

1.ストーリー

アラブの王族が優勝を目指して違法なカーレース「キャノンボール」を開催。

2.キャスト&見所

あの長距離カーレース「キャノンボール」が再び。前作で優勝できなかったアラブの王子。オヤジ(王様)から前回の大会で優勝できなかったことで「お叱り」を受ける。王子自らスポンサーになって「キャノンボール」を開催。優勝賞金は100万ドル(後に200万ドルにアップ)。前作に続いて登場する「バート・レイノルズ&ドム・デルイーズ」「ディーン・マーティンとサミー・デイヴィスJr」コンビ。ジャッキー・チェンは『007』シリーズの「ジョーズ」でおなじみのリチャード・キールと組んで再登場。前作と似たような役どころ。コンピューター搭載の三菱車でレースに参加。さらわれた王子を救出するシーンでカンフーアクションを見せます。前作はカーレースが主体のストーリーでしたが、今回はそれにギャングと高利貸しがからんできます。落ち目のギャングがアラブの王子をさらって身代金を奪おうとする。高利貸し(テリー・サバラス)はそのギャングのダメ息子から借金を取り立てようとする。さらに大物俳優も参戦してますます予測不可能なレースに。面白シーンがいっぱい。一番インパクトがあるのがテリー・サバラス演じる「ハイミー」という高利貸し。手下と共に借金の取り立て。手下にイスをぶつけるパフォーマンスで債務者をビビらせようとするシーン、ヘンな高笑いをする「恐怖シーン」が妙に面白い。相変わらずなJJ(バート・レイノルズ)とビクター(ドム・デルイーズ)のコンビ、セコい手を使って勝とうとする「ニセ警官コンビ(ディーン・マーティンとサミー・デイヴィスJr)」、なぜかレースの途中から参加する超大物スターが笑いを取るシーン、ギャングがことごとくドジるシーンも最高にバカバカしくて楽しい。「トークのシーン」はやはり「テレビの吹替版」がオススメ。ダジャレで笑わせるなど、字幕版より楽しい。

3.感想

まさかのパート2(前作がアメリカでは好評だったのかな?)。スター、車、ギャグ、アクションが入った楽しいコメディ。前作同様、「テレビの日本語吹替版」で鑑賞するのががオススメ(コメディは「吹き替え」の方がいいですね。『ビバリーヒルズ・コップ』も吹替バージョンの方が人気あります。ただ、DVDソフトにTV版吹替が入っていない場合がよくあるのは残念なことです)。ギャグは面白いのもあれば、スベり気味なのも。観る側が面白く突っ込まないといけない作品。個人的には「ハイミーが椅子を子分に叩きつけるギャグ(2回)」「サミー・デイヴィスJrがフランク・シナトラを二度見するシーン」がオススメ。パワーアップしたキャスティング&ギャグ、スーパーカーに注目の傑作です。

(YouTube)「予告編」

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