元CIAが美女からの依頼で悪党を爆殺。ド迫力シーンの数々。見所を紹介。
(YouTube)予告編
1.因縁①
CIAの爆破工作員レイ・クイック(シルヴェスター・スタローン)、ネッド・トレント(ジェームズ・ウッズ)。南米で麻薬犯を爆殺する任務。しかし、麻薬犯の車に少女が同乗していることから爆破をためらうレイ。ネッドは非情にも任務遂行。二人はそのことでモメ、レイはCIAを退職。今ではフリーの「爆破請負人」。爆破の知識、技能を正義のために使おうとする。
2.因縁②
美女メイ・マンロー(シャロン・ストーン)は悲しい過去がある女。親を悪党ジョー・レオン(ロッド・スタイガー)、トマス・レオン(エリック・ロバーツ)に殺され、その復讐の機会をうかがう。二人とその仲間の暗殺をレイに依頼するが、それと同時に自身も体を張ってレオン親子に接近。そんなレオン親子に依頼され、あのネッドがボディガードに。ネッドの狙いは因縁のレイと決着をつけることだが、どんな結果に?
3.トリビア
「二大スター」「悪役も大物」「迫力満点の爆発シーン」ということで大ヒット。制作前に混乱。マリオ・ヴァン・ピーブルズが監督に指名されたが、辞退。スタローンお気に入りのデヴィッド・フィンチャーの名が上がったが、フィンチャー監督『エイリアン3』が興行的に失敗したため却下。結局、監督はルイス・ロッサ。主役のオファーはスタローンではなくスティーブン・セガール。セガールは性的なシーンを嫌ったうえに900万ドルのギャラを要求。あのロジャー・ムーアもオファーを受けたが断ったという(完成した作品を見て「出なくて良かった」と述べたとか)。スタローンにオファーされ、出演決定。製作が始まると、脚本に多くの変更(「スタローン映画」あるある。「スタローンらしいシーン」が必要なのだろう)。大ヒットになったのは「悪役が充実していたから」ではないだろうか? ジェームズ・ウッズは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)でロバート・デ・ニーロと共演した大物。ロッド・スタイガーは大ベテランで、マーロン・ブランド『波止場』(1954年)、『夜の大捜査線』(1967年)、『チャールズ・ブロンソン/愛と銃弾』(1978年)、『マーズ・アタック!』(1996年)などの出演作。エリック・ロバーツはジュリア・ロバーツの兄貴。ジョン・ヴォイト『暴走機関車』(1985年)など多くの出演作。「魅力のある悪役」がスタローン、シャロン・ストーン演じるキャラの存在を引き立たせた印象。
-------------
Amazonショッピングサイトのリンクです。
0 件のコメント:
コメントを投稿