2020年12月19日土曜日

チャウ・シンチー『カンフーハッスル』「カンフーの達人たち vs. 火雲邪神&斧頭会」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」CGカンフー映画。ブルース・リャン、ユン・ワー、チウ・チーリン。ラムネ売りの女の子、アッサリやられるギャングのボスにも注目です。

1.ストーリー

カンフーの達人たちが伝説の「火雲邪神」に戦いを挑む。

2.キャスト&見所

主役はへなちょこチンピラのシン(チャウ・シンチー)。ボロボロにやられても回復する驚異のパワーを持つ男(なぜ回復できるのだろう? 『ドラゴンボール』では「仙豆」を使ったり、「回復マシン」で回復しますが。ボロボロにやられても回復すれば以前よりも強くなる、というのは『ドラゴンボール』と同じ)。この映画の舞台は「暴力が支配する時代」。町を仕切るのは「斧頭会」という荒っぽいギャング。「豚小屋砦(アパート)」に住むカンフーの達人にやられた斧頭会。そのボス(チャン・クォックワン)が助っ人として火雲邪神(ブルース・リャン)をある施設から連れ出す。シンが「正義」「真のパワー」に目覚めて、火雲邪神と一騎打ち。どんな戦いになるか? 「なつかしのスター」が登場する映画。あのブルース・リャンが無敵の「火雲邪神」役。ジャッキー・チェン映画でもおなじみのユン・ワー、チウ・チーリン、フォン・ハックオン。一押しキャラは「ラムネ売りの女の子」役のホアン・シェンイー。シンとは幼なじみの少女役で実にかわいい。主役のシンがへなちょこ。そのため映画の最初の方で活躍するのは、豚小屋砦の大家(ユン・ワー)、カンフーの達人(チウ・チーリン)ら。「豚小屋砦 vs. 斧頭会」「豚小屋砦の大家夫婦 vs. 火雲邪神」。そして「シン vs. 火雲邪神」。CGを使った『ドラゴンボール』なアクションに注目。笑いのシーンとしては、シンのドジっぷり(悪いことをしようとしてもうまくいかない)、豚小屋砦の大家の妻が斧頭会のボスに警告するシーン(ブルース・リー『ドラゴンへの道』のパロディ?)、チウ・チーリンのオネェっぽい雰囲気、斧頭会ボスの最期、タフすぎる火雲邪神などが楽しい。

3.感想

カンフー映画。昔のジャッキー・チェンのようなのではなく、戦いのシーンをCGで見せる内容(CGがメインなので好みが分かれるかも)。キャラクターを楽しむ映画でもあります。個人的に気に入ったのは、ホアン・シェンイー(ピュアなイメージ)。斧頭会のボスも子分をカンフーの達人にやられて怒りに燃えるシーンなど見せ場が多い。「香港の蟹江敬三」フォン・ハックオンは「琴を弾く二人組の殺し屋」の一人(でもサングラスで表情が見えない)。ブルース・リャン演じる「火雲邪神」は強敵を求めて戦う男。頭が薄くて寂しい感じで、しかも体をカエルみたいにふくらませたりするあんまりカッコよくないキャラ(でも強い、というギャグ)。「ブルース・リーの雰囲気」と『ドラゴンボール』をあわせたようなCG映画。リーのモノマネなど見所がたくさんのオススメ作です。

(YouTube)「予告編」

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