2020年12月16日水曜日

『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』「皇族キョンシー vs. 道士&女の子」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」道士たちが皇族キョンシーに襲われるコメディ映画。化け物退治の道士、和尚、ロレッタ・リー、オネェキャラのユン・ワーに注目です。

1.ストーリー

凶暴な皇族のキョンシーを仲が悪い道士と和尚が協力して退治しようとする。

2.キャスト&見所

人気シリーズ第四弾。今回はラム・チェンインは出てません(出てますか?)。この映画の主役は人気バンド「The Wynners」のアンソニー・チェン。一作目にも出てましたが、今回は主役。でも影が薄い。メガネキャラってやっぱり顔がちょっと隠れてしまうので目立ちにくいのではないかと。今回は原点に帰って、凶暴キョンシーが悪役。都に運ぶ途中で目覚めた皇族キョンシーが大暴れ。普段は仲が悪い道士(アンソニー・チェン)と隣に住む和尚(ウー・マ)が協力してキョンシーと対決。どんな戦いになるか? 個人的に気に入ったキャラは「和尚の弟子チン」(ロレッタ・リー)。かわいいだけでなくカンフーもできる女の子。ヘンなことをしたカーロウ(道士の弟子)に蹴りを入れるシーンが迫力。ジャッキー・チェンとは子供の頃から付き合いがあるユン・ワーがオネェキャラの「カラス丸」役。顔色が悪くて気持ち悪いキャラ(『サイクロンZ』のボス役の時とはえらい違い)ですが、笑いを取る重要な役どころ。悪役でおなじみのチュン・ファットが「ツル道士」役。皇帝の命令で都に皇族のキョンシーを運ぶ役どころ(悪役ではなく、頑張るキャラで出演)。前半はロレッタ・リーのかわいらしさが目立ち、後半に凶暴キョンシーとの戦いがメインになる映画。お札が効かない皇族キョンシーが大暴れするシーン、ラストの決着戦が迫力。道士たちが使う術、頑張りぶりに注目。「ぬるいシーン」が多い映画でもあります。道士と和尚がケンカするシーンは「何やってんだか」と思うような感じのもの。キュートなロレッタ・リーが出てるシーン、カラス丸がカーロウに人工呼吸するシーンがオススメ。

3.感想

主役なのにあまり目立ってないアンソニー・チェン(『ファーストミッション』『七福星』ほか)。しかめっつらだから仕方がない。その分、ロレッタ・リーが目立ってます。かわいいのにカンフーを使う。どういう経緯で和尚の弟子になったのかも気になるところですが、それが本編で語られることはなかった(残念)。ユン・ワーの「カラス丸」は濃いキャラ。悪役が多いユン・ワー。妙な役もキチンとできる人なんですね(さすがプロ)。正直なところ、つまらんシーンも結構ある映画。迫力のあるシーン、面白いシーン、好きなキャラを自由に楽しむ娯楽作です。

(YouTube)「予告編」

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