2020年10月15日木曜日

ジャッキー・チェン『デッドヒート』「国際的犯罪者が日本でカーレースに出場」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」ジャッキーのカーレース映画。自動車整備士が犯罪者とレースで勝負。ジャッキーの日本語、加山雄三、妹役の女の子にも注目です。

1.ストーリー

自動車修理工場で働く青年が国際的な犯罪者とカーレースで勝負する。

2.キャスト&見所

ジャッキー演じる「ジャッキー」。日本の三菱自動車で研修を受けた優秀なエンジニア。夜は父と一緒に警察の交通取り締まりに協力。猛スピードで白バイをはねた車を追跡。そのドライバーのクーガーは「カーレーサー」かつ「殺人犯で犯罪組織のボス」。クーガーは自分を追い込んだジャッキーのドライビングテクニックが気に入った様子。ジャッキーの二人の妹をさらって「カーレースで決着をつけよう」とジャッキーに宣戦布告。そして日本でジャッキーとクーガーがレースで対決。悪役の「クーガー」。国際的に手配されているのに日本に入国してカーレースに参加。日本の警察は何やってる? と言いたくなるようなキャラ設定。また、クーガーの手下には日本の犯罪者もいて、ジャッキーの二人の妹を監禁したり、非常にガラの悪い言葉を使ったり(イヤですね、汚い日本語を聞かされるのは。セガールの『イントゥ・ザ・サン』でもガラの悪さ丸出しの連中が出てきて、汚い日本語をまき散らしてましたけど)。ジャッキーの父役でチュウ・ヤン(『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の「悪ボス」)。雑誌「香港フォーカス」の記者「エイミー」役でアニタ・ユン。ジャッキーの妹役の二人組(かわいい)。ジャッキーのレース仲間。そして何と言ってもレースチーム監督役の加山雄三。怒ってるシーンが多かった。ジャッキーとの日本語での会話にも注目。カーレースを見せる映画ですが、個人的には「パチンコ店での乱闘」がオススメ。妹を救出しようとジャッキーが一人で大勢の敵と戦う。他にもジャッキーとクーガーのカーチェイス、修理工場でのジャッキーとクーガーの手下との対決、クーガーの手下たちが警察署を襲撃するシーン、(最後の)カーレースでの決着戦といった見せ場。日本が舞台ということで日本語が出てきます。ジャッキーの「ダイジョウブです、サヨナラ」「スミマセン」とか、加山雄三の「あーもー!」「入っちゃダメだよー!」とか。ジャッキーと加山の会話は日本語だったり英語だったり(どっちかにして欲しい、という気も)。カーレースのシーンは仙台。ジャッキーがレースクイーンのおねえちゃんと(うれしそうに)記念撮影するシーンにも注目したいところ。

3.感想

ジャッキーが日本でロケしたカーレース映画。ストーリーがツッコミどころ満載、という評価を得ています。「クーガー」というのは国際警察に追われている男。それが日本で偽名を使ってカーレースに出場(そんなこと可能かな? そもそも入国できないのでは?)。でもこれは車のスピード&ジャッキーの戦いを見せる映画。加山雄三はレーシングチームの監督「村山」役。ジャッキーやエイミーに怒るシーンが印象的。ジャッキーの妹役の二人はカワイイ美少女(年の差のある兄妹)。カーアクション、格闘、日本が見せ場の傑作です。

(YouTube)「予告編」

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