2020年10月18日日曜日

『13日の金曜日』シリーズ②「不死身の化け物」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」やられても復活するのが当たり前になった不死身のジェイソン。七作目から『フレディVSジェイソン』までを紹介します。

『13日の金曜日 PART7 新しい恐怖』(FRIDAY THE 13TH PART VII: THE NEW BLOOD:1988年)

(ストーリー)あのジェイソンが超能力で復活。再びクリスタルレイクを襲い、超能力女と対決。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」②「映画ブログ:金洋ロードショー」
草刈機 正雄

(感想)

有名ホラー映画の第七弾。ついに七作目。果てしなく続きそう。フツーの人間では倒せないジェイソン。最強の相手と勝負。前作でクリスタルレイクに沈められたジェイソン。過去がある女性ティナの「叫び」により、眠っていたジェイソンが甦る。カップルを襲うジェイソン。湖畔の別荘に遊びに来た若者グループも次々に被害に。最後は「超能力女」ティナとジェイソンの対決。どんな戦いになるか? 六作目では落雷、七作目では超能力でジェイソンが復活。製作スタッフは考えたに違いない。「どんな形でジェイソンを復活させるか?」と。理由なんてどうでもいいですね。今回の見所は「超能力を持つ者同士の一騎打ち」。ティナがジェイソンを電線で感電させようとしたり(前作『13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!』で落雷により復活したジェイソンには電気ショック攻撃は通じない。少しビリビリしてたけど)、ガソリンをぶっかけてジェイソンを燃やそうとしたり(全くダメージを受けないジェイソン。ティナは逆に追い詰められてしまう)。ジェイソンはこのシリーズ「あるある」なパターンでティナをビビらせようとする。結末に注目です。

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『13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ』(FRIDAY THE 13TH PART VIII: JASON TAKES MANHATTAN:1989年)

(ストーリー)電気ショックで再び甦ったジェイソン。大型客船で暴れ回った後、ニューヨークに上陸。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」②「映画ブログ:金洋ロードショー」
田舎者 in NY

(感想)

シリーズ第八弾。クリスタルレイクの怪物が大都会に登場。クリスタルレイクに沈むジェイソン。電気ショックで再び甦り、カップルを襲う。クリスタルレイクの高校生が船でニューヨーク見物に行くことに。ジェイソンも船に乗り込む(無賃乗船)。次々と乗員・乗客を襲うジェイソン(逃げてもジェイソンは先回りしている、というシリーズ「あるある」なパターンも健在)。何とかニューヨークにたどり着いた生存者たち。しつこくジェイソンは彼らを追う・・・。注目の作品。いつもは田舎の森で暴れるジェイソン。世界一(?)の犯罪都市ニューヨークへ。田舎者のジェイソンが大都会でどんな戦いを見せるか。犠牲になるのは、子育てに悩む船長、やんちゃな女子高生、ボクシングで鍛えている男子生徒、イヤミな教師、など。「ホラー映画」というより「アクション映画」の雰囲気がある第八弾。「チンピラ集団 vs ジェイソン」「ボクサー vs ジェイソン」「警官 vs ジェイソン」「パトカー vs ジェイソン」「食堂のデカい男 vs ジェイソン」。ニューヨークでのジェイソンの戦いに注目の傑作です。

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『13日の金曜日 ジェイソンの命日』(JASON GOES TO HELL: THE FINAL FRIDAY:1993年)

(ストーリー)あのジェイソンが思いっ切り吹き飛ばされる。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」②「映画ブログ:金洋ロードショー」
ついに年貢の納め時?

(感想)

「ジェイソンの正体」がついに明らかになるシリーズ第九弾。もはやワケがわからない「ジェイソン」という奴。治安部隊に囲まれて集中砲火を浴びるジェイソン。迫撃砲でバラバラに。これでシリーズも終わりか、と思ったら・・・。ジェイソンの遺体を調べる検死官(リチャード・ガント:『ロッキー5/最後のドラマ』『ビーン』ほか)。ジェイソンの心臓は常人の二倍の大きさ。なぜかそれをいきなり口に入れる検死官。ジェイソンが検死官の体に乗り移って復活(そんなバカな)。そしてまた犠牲者が。完全復活しようとするジェイソン。そのためには自分と血のつながりがある者の体が必要、ってんで親戚捜し。ジェイソンの妹(!)。妹の娘。妹の娘の娘。「自分だけがジェイソンを倒す方法を知っている」と豪語する「デューク」という賞金稼ぎなど、「ジェイソンの復活」を阻止しようとする者たちとジェイソンの戦い。どんな結末に? 意外にタフな人、バカな人、男気にあふれる男、男気にあふれる女がジェイソンと対決。「珍作」のような雰囲気もありますが、カッコいいキャラが登場するオススメの映画です。

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『ジェイソンX 13日の金曜日』(JASON X:2001年)

(ストーリー)いつの間にかジェイソンが復活。宇宙でまた同じようなことを繰り返す。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」②「映画ブログ:金洋ロードショー」
宇宙で復活

(感想)

シリーズ第十弾。今回の舞台は主に宇宙です。でもやることは同じです。クリスタルレイク研究所で研究対象になっているジェイソン(前作『13日の金曜日 ジェイソンの命日』のラストシーンとつながらないオープニング。あれから復活してまたやらかしたところを捕らえられた、ということらしい)。ジェイソンを別の施設に移そうとする博士と軍人らがジェイソンに襲われるが、ジェイソンは冷凍される。2455年、地球を調査する若者たちがジェイソンを発見。宇宙船で解凍する・・・。「2455年の宇宙」で繰り広げられる戦いが見せ場の映画。格段に進歩した医学。多少のケガならすぐに直せる世界。人間だけではなく、ジェイソンもフルパワーで回復。メタリックな姿にイメチェンするジェイソン。タフな軍人、カッコいい女ロボット、ジェイソン研究家、無謀な人らがジェイソンに立ち向かう。「女ロボット」「回復マシン」に注目のSF風『13日の金曜日』です。

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『フレディVSジェイソン』(Freddy vs. Jason:2003年)

(ストーリー)復活を目指すフレディ・クルーガーがあのジェイソンをそそのかす。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」②「映画ブログ:金洋ロードショー」
燃えても平気

(感想)

夢の共演。二大モンスターが登場し、二回も対戦(不死身同士でいくら戦ってもな、という気も)。そんな化け物を倒そうとする無謀な若者たち。主役はフレディ。すっかり人々から忘れられてしまって寂しいフレディ。パワーを復活させるために、あのジェイソンを悪用しようとする(人々が自分を怖がれば怖がるほどパワーアップする、ということらしい)。エルム街で若者を襲うジェイソン。過去のことから、町の人は「フレディの恐怖」を思い出す。高校生のパーティーに乱入するジェイソン。多くの犠牲。大暴れしすぎのジェイソンに不満を持つフレディ(自分の獲物まで盗られてイラっとする)。ジェイソンの夢の中で「フレディVSジェイソン」が実現。最後の対決は「フレディVSジェイソン」の再戦。派手なぶつかり合い。序盤はフレディが優勢だったが・・・。プロレス風の作品。モンスター同士の対戦。いろんなキャラが出てきたり、ドラマシーンもあったりしますが、結局は「二大モンスターが暴れるところ」が見せ場。迫力のある映像を楽しむ映画です。

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