2020年10月18日日曜日

『13日の金曜日』シリーズ①「危ないオバサン&不死身の怪物」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」やられても立ち上がる不死身のジェイソン。一作目から六作目『13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!』までを紹介します。

『13日の金曜日』(FRIDAY THE 13TH:1980年)

(ストーリー)

クリスタルレイクのキャンプ場を再開しようとする若者たちが謎の人物に次々と襲われる。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」①「映画ブログ:金洋ロードショー」
お前や!

(感想)

記念すべき(?)第一弾。次第にエンターテイメント化するこのシリーズ。一作目は犯人の正体が最後までわからないサスペンス風の内容。ホッケーマスクの大男は出てきません。その代わり「親切な感じのオバハン」が登場します。発端は1958年にクリスタルレイクのキャンプ場で起こった悲惨な事件。二人の若者が犠牲になりました。そして現在の13日の金曜日。あのキャンプ場に向かう若者たち。過去の事件を覚えている町の人たちは「行くな」と警告するが・・・。キャンプ場で次々と襲われる若者たち(犠牲者役の中には当時若手だったケヴィン・あらびき・ベーコンも)。犯人のやり口が異常。生存者をビビらせる残酷な「演出」をする。犯人の正体がわからず、完全に恐怖に支配されてしまうアリス(エイドリアン・キング)。そこへ突然オバサンが現れて・・・。この「オバサン」の正体が重要ポイント。イカレた雰囲気の奴。ヤバイぞ、アリス。「ジェイソン」が暴れるのはパート2から。しかしこの作品には後にジェイソンが登場するのを示唆するようなシーンもあります。

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『13日の金曜日 PART2』(FRIDAY THE 13TH PART II:1981年)

(ストーリー)クリスタルレイクにやってきた若者たちが襲われる。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」①「映画ブログ:金洋ロードショー」
ヘンな袋

(感想)

あれから2ヶ月後。ヘンなオバハンを倒したアリス。悪夢に悩まされる。そして、何者かに襲われる。そして5年後。再びクリスタルレイクに若者が。次々と犠牲に(襲われる「訓練センター」の若者ら。後ろから襲われるなど、「志村、うしろうしろ」って言いたくなるようなシーンも)。犯人はジェイソン(でも本人は言葉を一切しゃべらないので「ジェイソン」なのかどうかわかりません)。果樹園っぽいヘンな袋をかぶって若者を襲う。ジニー(若い女性)がチェーンソーとイスでジェイソンに抵抗する・・・。続編。今回の主役は「ジェイソン」。この作品から「ジェイソンが暴れるのを楽しむシリーズ」と化します。蹴られて倒れるジェイソン。この頃は比較的弱かった。あんな悲惨な事件があったのにクリスタルレイクに集まる若者たち(馬鹿者たち?)。立ち入り禁止区域に入ったり、ふざけたり。そして襲われる。無防備な若者がやられるのは仕方がないかもしれませんが、警官がやられるのはいただけない。「妙なパワー」を持つジェイソン。ジニーが車で逃げようとするシーン。エンジンがかからない(ジェイソンの超能力?)。走って逃げるジニー。なぜか先回りしているジェイソン(瞬間移動?)。チェーンソーが出てくるシーンがあります。ジェイソンではなく、チェーンソーを使うのはジニーです。ジェイソンを油断させて倒そうとするジニー。対決の結果は?

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『13日の金曜日 PART3』(FRIDAY THE 13TH PART III:1982年)

(ストーリー)クリスタルレイクでジェイソンが若者を襲う。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」①「映画ブログ:金洋ロードショー」

(感想)

パート3は3D映画。映像が飛び出す仕掛け。キャストの表示も3D。迫力があるような無いような(「珍演出」という感じも)。今回の主役もジェイソン。やられてもしぶとく復活(ダメージを受けても復活すればパワーアップ。『ドラゴンボール』のサイヤ人みたいだ)。そしてホッケーマスク入手。世界一「ホッケーマスクが似合う男」に。舞台もクリスタルレイク。八百屋夫婦がジェイソンに襲われる。クリスタルレイクにある実家に仲間と遊びに来たクリス(ダナ・キンメル:『テキサスSWAT』ではチャック・ノリスの娘を演じた美人さん)。他の登場人物はクリスの恋人、マリファナカップル、バカな悪ふざけをするシェリーとかいう奴、ヘンなチンピラ三人組。襲われる若者たち。逃げようとしても車のエンジンが突然止まるパターン。ジェイソンと対決するクリス。クリスとジェイソンには過去に因縁が。どんな結末になるか? 主役はジェイソン。個人的にはダナ・キンメルを強く推したい。「いかにも」って感じのアメリカ美人。そしてホッケーマスク。後の作品ではボロボロになってしまうマスク。このパート3で入手したマスクを愛用し続けるジェイソン。結構、物を大事にする奴。

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『13日の金曜日 完結編』(FRIDAY THE 13TH - THE FINAL CHAPTER:1984年)

(ストーリー)やられても復活するジェイソンがクリスタルレイクの森に帰ってくる。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」①「映画ブログ:金洋ロードショー」

(感想)

シリーズ第四弾。「完結編」とは名ばかりの第四弾。子役時代のコリー・フェルドマンが登場。前作でオノを頭に食らったジェイソン。「死体」として病院に運ばれる。そして病院で暴れる(不死身のジェイソン。たぶん「ゾンビ」なんだと思う。池で溺れた後、どうやって甦ったのかはわかりませんが)。そして再びクリスタルレイクで惨劇。やられるのは、デブチンなヒッチハイカー、みだらな若者たち。死なないジェイソン。勇気を持って立ち向かうトミー少年(コリー・フェルドマン)。おねえちゃんたちがクリスタルレイクで泳ぐ「お色気シーン」もまた楽しい(かもしれない)。このシリーズ「あるある」な演出で製作された四作目。見所が多い内容です

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『新・13日の金曜日』(FRIDAY THE 13TH PART V: A NEW BEGINNING:1985年)

(ストーリー)あの「ジェイソン」が甦った? 療養施設の人たちが次々に襲われる。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」①「映画ブログ:金洋ロードショー」
「本物」とはちょい違う

(感想)

青年になったトミーが主役。ジェイソンをぶっ倒した後、精神的に参ってしまうトミー(ジェイソンの呪い?)。療養施設に入所することに。そこでも事件が。それをキッカケに次々と人が襲われる。やられるのは、二人組の男、ハイテンションなカップル、施設の入所者たち、黒人少年レジーの兄ちゃん、マヌケな親子(施設の入所者たちを毛嫌いする親子。なぜか顔がいつも汚れている。洗えよ)ら。再び戦うことになったトミー。敵はホッケーマスク男。ブルドーザーでぶっ倒されても起きあがるタフさ。逃げる相手に先回りする驚異的な瞬間移動(空を飛べるのか?)。戦いの結末は? 今回の主役はトミー(コリー・フェルドマンではない人)。個人的には少年「レジー」が気に入った。何か茶目っ気がある子。おじいちゃんから「聞かん坊(言うこと聞かない子)」なんて呼ばれる。不良な兄ちゃんにヘンに憧れるシーンもコミカル。黒人少年、施設の美人おねえさん、対決シーン、ホッケーマスク男の正体、が見せ場の映画です。

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『13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!』(JASON LIVES: FRIDAY THE 13TH PART VI:1986年)

(ストーリー)あのジェイソンが落雷で復活。再びクリスタルレイクを襲い、トミーと対決。

『13日の金曜日』シリーズ「見所ポイント紹介」①「映画ブログ:金洋ロードショー」
まさかの落雷

(感想)

有名ホラー映画の第六弾。前五作とは雰囲気が変わって、エンターテイメント化したような作風。あのトミーが余計なことをやらかす。ジェイソンの遺体を燃やして完全に始末する計画。ジェイソンの墓を掘り返す。そこへ落雷が。目を覚ますジェイソン。完全復活。トミーの大ドジ、ミステイク。この男のせいで大勢の犠牲者が再び。最後はクリスタルレイクで「トミー vs. ジェイソン」。結果は? 何か楽しい雰囲気になっちゃってる六作目。きっと「荒唐無稽な復活劇」なのでマジメな作風にはしづらかったのだと思われます。トミー役は前作とは違う人(かなりのキャラ変)。犠牲になるのは、キャンプ指導員、カップル、サバイバルゲームを楽しむオッチャン、「ジェイソンなんて過去の事さ」などと言って「ジェイソンの恐怖」を甘く見る奴ら(そういう奴は「やられることになっている」のがこのシリーズ)。ジェイソンの暴れっぷり、犠牲になるマヌケな人たち、戦いの結末。見所が多い映画です。

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