2019年9月11日水曜日

カンフー映画『ドラゴン太極拳』「伝説のキャラ:銀魔王」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」カンフースター、カーター・ワンが演じた「銀魔王」。鉄人ながら珍シーンも。そんな「銀魔王」を楽しく紹介。

あらすじ
「無敵の肉体」を持つカンフー使い「銀魔王」(カーター・ワン)が若い拳法家たちから挑戦される。

修行
無敵の男「銀魔王」。子供の頃から修行一筋(味一筋「永谷園」みたい)。あまりにも激しい修行のせいで髪が真っ白に。そして、敵のあらゆる攻撃を跳ね返し、あらゆるものを打ち砕く拳法「太極拳法、八卦の術」をマスター。人々から恐れられる存在に。

相棒
「銀魔王」とタッグを組んでいる「金魔王(ロー・リエ)」。刃物が仕込んである特製の武器を使う男。銀魔王と行動を共にし、世間から恐れられている。「銀魔王と金魔王の関係」については「金」の方が値打ちがありそうだが、この映画では圧倒的に「銀」の方が格上。

手下
金魔王・銀魔王には二人組の子分がいる。腕が立つが、ウッカリ油断してしまうこともある二人。

特徴
どんな攻撃も跳ね返すタフな銀魔王(着ている服も刀では切れない頑丈さ)。普通のカンフー以外に頭突き(マイティ井上のサマーソルトドロップみたいな感じの頭突き)も戦いで使用。「ひゅーーーーーん」のポーズでパワーを補充(?)して、敵を圧倒。戦いに勝利した後は「ははははははは あはははははははは」と笑う。

精神
相棒の金魔王を失って激怒する銀魔王。その報復戦に勝利して「ははははははは あはははははははは」。どうやら自分が勝てば満足らしい。

弱点
銀魔王のことに詳しい尼さん。戦いに明け暮れる銀魔王に苦言。どういうわけかはわからないが銀魔王はこの尼さんには頭が上がらない様子。銀魔王を倒したい道場の娘が「銀魔王の弱点」を尋ねる。尼は「得意になり、おのれを忘れたとき」という謎の言葉を残して去っていく。

ドジ
意外にドジな銀魔王。「完璧な肉体」を持つはずが大きなミステイク。どんな奴にも弱点はある。

日本語吹替
テレビ朝日『日曜洋画劇場』でTV放送。銀魔王の声を演じたのはあの「グ~レイトォ!(ケロッグ)」でおなじみの内海賢二。貫禄のある声が銀魔王にピッタリ。

(YouTube)「予告編」


解説
大昔にテレビ放送された『ドラゴン太極拳』。今のところ日本版DVDは出てません(早く出せー)。主役の「銀魔王」。悪役なのですが、具体的にどんな悪者なのかは映画では明らかになりません。老人と娘をいたぶる彼の手下がカンフー道場の連中に邪魔され、銀魔王と金魔王が道場に乗り込んで戦う。そして、やられたから復讐する、という感じで最後の対決まで戦いが続きます。戦いのシーン(金魔王が対戦相手から白い粉をぶつけられてアタフタする珍シーンも)、銀魔王に復讐を誓う若手の修行シーン(銀の玉を飛ばす妙な特訓をする奴もいる。そんな技で銀魔王を倒せるのか?)、挑戦状を送られて銀魔王が怒りに燃えるシーン。勇ましい感じのテーマ曲にも注目。多くの人に楽しんでもらいたい映画。「日本語吹き替え(内海賢二、水島裕、ジャッキー・チェンの声でおなじみの石丸博也が担当)」入りのDVDが発売されて欲しいところです。

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