2020年12月17日木曜日

ジョイ・ウォン『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』「怪しすぎる僧侶」「金洋ロードショー:香港映画専用ブログ」

「金洋ロードショー:映画ブログ」美しい姉妹と書生の出会いを描いたアクション&ホラー映画。道術の達人、男気のあるキャラ、巨大な化け物との戦いに注目です。

1.ストーリー

父親を救出しようとする女が書生と深く愛し合う。

2.キャスト&見所

前作の続き。主役はレスリー・チャン演じる「ツォイサン」。女幽霊シウシン(ジョイ・ウォン)を埋葬した後、無実の罪で牢屋へ。何とか脱走するが、馬泥棒と間違えられたり、シウシンそっくりのチンフォン(ジョイ・ウォン)と出会ったり。チンフォンは無実の罪で捕らえられた父(チュン大臣)を救おうとする美人姉妹の姉。妹ユッチー(ミッシェル・リー)も勇ましく、カッコいいキャラ。今回の悪役は「フードウジーホン大師(劉洵:Lau Shun)」とかいう怪しい僧侶。皇帝に意見を述べることができるほどエラい人。でも何かヘン。国が混乱したり、無実の大臣が処罰されたり。全てこの僧侶が原因の様子。その正体は? 前作の剣士「イン道士(ウー・マ)」が再登場。新キャラはジャッキー・チュン演じる「ヤッイップ」。馬を乗り逃げされたことがキッカケでツォイサンと知り合う。イン道士、ヤッイップ、(チュン大臣を護送する)ジョー隊長(レイ・チーホン:『男たちの挽歌』では悪役だった)が化け物と戦うシーンが迫力。個性的な術に注目したいところ。前作同様、格闘ができないツォイサンが「笑い」を担当。ドジ踏んでピンチに陥るパターン。「止まれの術」を得意とするヤッイップが自分にその術がかかってしまい、動けない状態で化け物に襲われるシーンが特に楽しい。

3.感想

前作『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の続き。新たな妖怪との対決がメインの作品。面白キャラが登場。「ヤッイップ」役のジャッキー・チュン(「チェン」ではなくて「チュン」。でも顔がちょっと似てる)。書生の「ツォイサン」は前回同様、コミカルなキャラ。共にドジなタイプであるヤッイップとツォイサンの掛け合いが楽しい。イン道士は頼もしい男。巨大妖怪と対決するシーンで活躍。ジョイ・ウォンとミッシェル・リーの美しさ、巨大妖怪との決着戦、ラストのサプライズも見所。笑いのシーン、迫力があるシーンを楽しむ映画。ただし、気持ち悪いグロテスクなシーン(牢屋のシーン)には要注意。好きなキャラ、シーンを自由に楽しむ娯楽作です。

(YouTube)「予告編」

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